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【C#】ファイル一覧取得速度比較

約 4 分
【C#】ファイル一覧取得速度比較

お久しぶりです、エンジニアのMasashiです。

今回は特定のディレクトリ内に含まれているファイルの一覧を取得する際の速度比較について検証を行ってみました。
C#でファイル検索を行う際は、Directory.GetFilesメソッド、.NET Framework 4.0以降であれば
Directory.EnumerateFilesメソッドのどちらかを利用することが多いかと思います。
今回Directory.GetFilesメソッドとDirectory.EnumerateFilesメソッドではファイルの一覧を取得する際に
どの程度速度差が生まれるのかを検証してみたいと思います。

測定までの流れ

フォルダ内のファイルをサブフォルダまで含んだ状態で検索した結果を2つのメソッドで測定します。
検索のオプションにtxt形式のファイルを検索するように指定したものと検索ファイル対象に指定がないものの
2種類を用意しオプションの違いで速度差が生まれるかも測定してみます。

測定環境

  • Visual Studio 2015

対象データ

  • フォルダ直下ファイル数:10,000
  • サブフォルダ数:1,000
  • サブフォルダ内のファイル数:1,000
  • 総ファイル数:1,010,000

測定対象

  • Directory.GetFilesメソッド、オプションにtxt形式を指定
  • Directory.GetFilesメソッド、オプション指定なし
  • Directory.EnumerateFilesメソッド、オプションにtxt形式を指定
  • Directory.EnumerateFilesメソッド、オプションに指定なし

テストコード

測定結果

10回試行した結果の平均値が下記になっています。

ここをタップして表示Close
計測項目 計測時間(ms)
Directory.GetFilesメソッド、オプションにtxt形式を指定 4725.975
Directory.GetFilesメソッド、オプション指定なし 4660.758
Directory.EnumerateFilesメソッド、オプションにtxt形式を指定 0.13463
Directory.EnumerateFilesメソッド、オプションに指定なし 0.08683

上記からDirectory.GetFilesメソッドとDirectory.EnumerateFilesメソッドでのファイル取得結果には
大きな速度差が生まれることが測定できました。
オプションの違いで比較した場合、オプション指定なしのほうが
ファイル一覧を取得するのに若干ですが速度が速くなることがわかります。
これは、オプションが指定されている場合、*.txtに該当する名前のファイルか、txt拡張子のファイルかを判定しているために
発生する時間が速度差として生まれていると考えられます。

まとめ

今回Directory.GetFilesメソッドとDirectory.EnumerateFilesメソッドでの
ファイル取得速度について比較を行ってみましたが、速度にここまで違いが生まれるのは予想外でした。
現行の環境では、ほとんどが.NET Framework 4.0以降を使用していると思いますので、
基本的にはDirectory.EnumerateFilesメソッドを使用するのが最善だと考えられます。
またオプションの有無については微々たる差ではあるので、特に気にする必要はないかと思いますが、
1形式のファイルしかフォルダ内に存在しない時のファイル名を取得したいかつ、速度を少しでも向上させたい場合は、
オプションをワイルドカードにしてもらえれば少し速度が向上することがわかりました。
普段何気なく使用している関数ですが、意外なところに違いがあったりして計測してみると
興味深い結果が得られることがあります。
これを機にC#でいろいろな性能比較を行っていただければ幸いです。

About The Author

エンジニアMasashi
C#を用いた業務系アプリの製造に従事。

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