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3種類のヤヴァイ人がビジネスでは成功するという話

約 10 分
3種類のヤヴァイ人がビジネスでは成功するという話

3種類のヤヴァイ人がビジネスでは成功するという話

こんにちは!
採用担当の池田です。

個人的な意見として聞いて頂きたいのですが、採用において、
リファレンスチェック
がもう少し普及すると、企業と社員がより対等になると思うんです。

リファレンスチェックとは、中途採用を実施する際、応募者の以前の同僚や上司に問い合わせて、経歴や人柄、勤怠や退職理由等を聞いて、自社の採用可否の参考にするためのものです。

グローバルでは普通に行われていることですし、日本でも外資系と言われているところは実施していますよね。

ただ、日本の企業では、あまり聞きません。それなりの役職者の採用であれば実施している企業もあるようですが、一般社員に関していえば、せいぜい反社チェックぐらいでしょうか。

私は現在人事の立場なので、“会社”側の立場で都合の良い意見を言っていると勘違いされるかもしれないのですが、企業と社員ってどうしても社員の方が強いですよね。特に日本は解雇規制が厳しいので、よほどのことが無い限りはクビにしにくい。

ただ、そこに付け込んだモンスター社員も数多くいるのも事実です。

そのためにリファレンスチェックが一般に広がることで良いこと尽くしなのかなという気がしています。

まずは転職先企業にとってはミスマッチを防ぐことが出来ますよね。面接やスキルテストだけではどうしても日頃の仕事への取り組み方は分からないので、前職での成果や姿勢が分かるとジャッジしやすいし、入社後のギャップが少ない。

また現職企業にとっては、抑止力が働くので健全な関係になりやすいからこそトラブルが起きにくくなります。
退職時に横柄な態度を取るような社員も未だにいるようですが、そのようなことをすれば次の転職先にも影響するので大人な対応を取ってくれるかもしれません。

もちろん、デメリットとしての一面があることは承知です。
仮に大きなプロジェクトに挑戦し、“失敗”という烙印を押されていた社員の場合、リファレンスチェックをしてしまうと、
大きなプロジェクトで失敗した人
という事実がどうしても強く残ってしまうので、ネガティブチェックの連鎖になってしまう。
これでは挑戦する人が損してしまうので、無難にそこそこ頑張っていた人が評価されやすくなるかもしれません。

また候補者のリファレンスチェックをする人がたまたま無能な上司だった場合、事実と異なることを伝えられてしまうことでミスリードが起き得る。
特に日本の場合、成果を出す人間が出世するわけではなく、社内政治に長けたり、単純に年齢が上というだけで出世出来てしまう仕組みの場合は、適切にリファレンスチェックが機能しないことは大いに考えられます。

が、転職直後にすぐに辞めてしまうミスマッチや、モンスター社員が生まれている現状においては、リファレンスチェックが広がることで多少ポジティブに働くのかなと期待しちゃっている、今日この頃でした。

さて、今回はヤヴァイ人について触れたいと思います。

ヤヴァイ人を真面目に分類してみた

ヤヴァイ人
と聞いて、皆さんは何を連想しますか?

この場では相応しくない言葉が出てきそうなのであまり深く言えないですが、まぁ色々な意味がありますよね(笑)

ただここで一つ定義しておきたいこととして、
ヤヴァイ人と言っても、ポジティブな意味もあればネガティブな意味もある
ということ。

本来、ヤヴァイという言葉はネガティブな言葉で捉えられがちだと思うものの、若い人たちはポジティブな意味でも使っていますよね。

  • 山崎賢人、ヤヴァイ(カッコいい、という意味だと思う)
  • この料理ヤヴァイ(美味しい、という意味だと思う)
  • この人ヤヴァイ(面白い、または危ない、という意味だと思う)

そのため、単純にヤヴァイ人と言っても、色んな意味が含まれているためこのままでは議論がしにくいですよね。

そのため真っ当な形でヤヴァイ人を分類してみました。

①サイコパス 極端な冷酷さ、無慈悲、エゴイズム、感情の欠如、結果至上主義である人を指す
②ナルシスト 自己愛を持っている人を指す(自分のことを認めることができる能力を指す)
③マキャベスト 目的のためなら手段を選ばない人を指す

どれも一度は耳にしたことはありますかね?

おそらく日常的に使う場合は、あまり良い意味では使われていないのかもしれません。

例えばナルシストはおそらく小学校や中学校の時に、どの学校でも言われている人はいたのではないでしょうか。

私も小学校の時に、休み時間にいつも窓際で空を見て黄昏れているクラスメイトに、
ナルシストだ
と悪口のように言ってしまっていたことを思い出しました。
大変申し訳なかったと反省しております。。。
※ナルシストは特に男性の場合に使うことが多い、女性の場合は「ブリっ子」でしょうか。

またサイコパスについては恥ずかしながら大学生時代に知り合いから初めて聞いて知ったんですよね。

確かサイコパスか否かを見分けるテストをやったんです。確か下記のような問題です。

問題 家に強盗がやってきた、あなたは武器を持っておらず、隠れることしか出来ない。あなたが身を隠すとしたら家のどこ?
一般人の回答 身を守るための場所、押入や物置などと答える
サイコパスの回答 自分が有利になれる場所、迷わずドアの裏と答える

意味分かります?詳細に伝えるとこのブログに相応しくない内容になってしまうので控えますが、このような問題をいくつか出された時に、ゾッとした記憶があります。

マキャベストはもしかしたら聞いたことが無い人が多いかもしれませんね。ただ私は中学校ぐらいの時になぜか知っていました。誰かに教わったのかは覚えていないのですが。。。

とにもかくにも、あまり良い意味で使われていない言葉かもしれませんが、最近ふと感じることが、
ヤヴァイ人の方がビジネス上では成功するのではないか
ということです。

経営者にはヤヴァイ人が多い

私自身、会社を経営したこともなければ事業を成功させた経験も無い青二才なので、ビジネスについて偉そうなことは一切言えないのですが、ビジネスをする上で最も障害となるのが、
人の感情
ではないかなと思っています。

MBAで習うだろう高度な経営知識を駆使してビジネスを展開しても、基本的に上手くいきませんよね。
というよりほとんど上手くいかない。

おそらく正解であるはずなのに上手くいかないのは、現場レベルでは複雑な事象が絡むこと、その中でも人の感情が根深く絡んでしまうので、思い通りにいかないのは当然のことでしょう。

  • 完璧だろう事業計画書を作ったのに、その通りに従業員が動いてくれない
  • 従業員の些細な言動でお客様を怒らせてしまい、信用・ブランド力低下
  • お金に目がくらみ、法律を犯してしまう

ただ上記で挙げた3種類のヤヴァイ人はこれらを上手くカバー出来るんです。

3種類のヤヴァイ人を上手く掛け合わせた場合、
結果のためなら手段を選ばずに行動し、嫌なことや上手くいかないことがあっても上手く自分の中で処理する(自分を肯定する)ことができ、結果を出すためにひたすら行動する
というマインドかつ行動をすることが出来るんです。

このようなマインドセットや行動指針を持てる方がいれば、確実に成果を上げそうですよね。

そしてこのような特徴は、経営者の方に多く共通するそうです。

経営者の方に必要なスキルは様々あると思いますが、ザックリ分けると、

  • スキル
  • 人格

ではないでしょうか。

スキルについては言わずもがなですが、従業員の方を統率したり、付いていきたいと思われる人柄(人格)は間違いなく必要ですよね。

そして経営者の仕事の中には非情とも思われることをしなければいけないことも多々あります。

  • 事業撤退
  • 社員のリストラ
  • 下請け業者を切る

人の人生を左右するといっても過言ではない決断をしなければいけないことがあり、普通の人は逃げたくなるような局面でも断行しなければいけません。

私には絶対に出来ないことですね(笑)

つまり人格と言っても、人に信頼されたりメンバーを率いるようなポジティブな面も必要である一方、人を欺いたり見方によっては人を陥れるような行動も厭わないネガティブな面も必要ということ。

ちなみに某有名脳科学者はこのようなヤヴァイ人に共通することとして、
共感性の欠如
を挙げていますが、実に納得です。

共感と分析のバランスがビジネスにおいて重要

ヤヴァイ人の脳は普通と言われている方よりも一段階進化したものではないか
という説もありますが、私のような一般人からしてもヤヴァイ人の良い部分は取り入れたいものですよね。

感情に流されず、合理的に判断出来る

ここでこれらを後天的に実現できる方法についてケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究があったので簡単にご紹介します。
参考:ケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究

この研究では、45人の大学生を集めて共感能力(感情)が必要な問題と分析能力(理性)が必要な問題を受けた時の脳の状態を分析したといいます。

すると、共感能力を司る領域が活性化しているときは分析能力を司る領域の活動が抑制され、一方分析能力が活性化しているときは共感能力を司る領域の活動が抑制されていることが分かったといいます。

つまり、共感と分析は同時に活動することが難しいということ。

この研究を正とすれば、共感と分析を自分でコントロールすれば日常の些細なトラブルやストレスに巻き込まれないようになるかもしれないですよね。

例えば、上司から意味不明な仕事の依頼を受けた場合。受けた瞬間は「イラっとする」と思いますし、そのままの状態でその仕事に取り組んでもおそらく成果はあまり上がらない。
この時の脳内部では、分析を司る領域がほとんど機能していないのでどうしても感情的になってしまい合理的な判断が出来ない。

ただこの場合の理想の対応の仕方として、上司から仕事を受けた時点で、
なぜこの上司はこのような仕事を依頼したのだろうか
という問いを自分に投げかけることが出来れば、脳内では分析を司る領域が活性し、一方共感領域は落ち着いているので、冷静に対応が出来るようになります。

このような脳の仕組みを理解した対応が出来れば、あなたもヤヴァイ人の良い部分を取り込めることができ、仕事の成果も上がるかもしれません。

・・・っとこのようなことを書いた私ですが、最初にこの研究を知って早速実践しようと決意したのですが、通勤電車で思いっきり人にぶつかられた時に、
何ぶつかってきとんねん!
っと心の中でめちゃくちゃ腹が立ってしまいました。。。

こんなときに、
なぜこの人はぶつかってきたのだろうか。何か理由があるのかな。
と考えても、意味があるのかな。。。(笑)

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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