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Supreme人気は人気企業ランキングの実態と一緒

約 12 分
Supreme人気は人気企業ランキングの実態と一緒

Supreme人気は人気企業ランキングの実態と一緒

こんにちは!
採用担当の池田です。

夏の時期は新卒採用が落ち着いているので、空いた時間に人事採用関連セミナーにはそこそこ参加するようにしているんですが、寝ている人、多過ぎません?(笑)

私がこのようなセミナーに参加する理由は大きく3つあって、

  1. セミナー内容自体に興味があるから
  2. セミナーの運営方法、プレゼンの仕方を参考にするため
  3. 気分転換

があります。

1はそのままですが、2については弊社の新卒採用の場合、説明会のクオリティーが全てを決めると言っても過言ではないので、話し方や振る舞い、会場全体の演出についてはそれなりに意識しているつもりです。

ただやはり、外部の上手い人のセミナーを直接体験することが最も手っ取り早いので、色々参考にさせて頂いております。

3については決してサボる意味ではなく、ずっと社内に籠もるよりも様々な人の考えに触れることで、何か新しい閃きがあることを期待しているという意味です。

実際にブログネタはこのようなセミナーで感じたことが元になっているケースが多いですね。

さて、そういったセミナーに参加する中で感じるのは、まぁ寝ている人が多いこと。エンジニアのセミナー(技術勉強会やLT会等)についてはそんなことは無いのかもしれませんが、人事採用関連のセミナーは寝ている人がめっちゃ多い印象です。

特に人事関連はその印象が強く、私になりに分析するに、つまらない内容が多いから(笑)

採用関連のセミナーは採用に直接関わっている当事者のセミナーであれば面白いのですが、人材会社(採用をサポートしている企業)が主催しているセミナーは机上の空論が多くつまらない。

有効求人倍率とかめちゃくちゃどーでもいい。そんな倍率、中小やベンチャー企業には関係ありません。

セミナーのクオリティ、参加者の質の両者が低いことこそ、日本のHRに携わる方のプレゼンスを下げているのだなと痛感している、今日この頃でした。

さて、今回は面白い切り口で人気企業ランキングをぶった切ります。

Supremeってご存知ですか?

私の少ない趣味の一つにスニーカー集めがあります。
いや、趣味と言えるほどではないですね。。。少し盛りました。

どの程度好きかと言えば、

  • 家に10足程度のスニーカーあり(ほぼすべてNIKEです)
  • NIKEのエアヴェイパーマックスシリーズで「Off-White」とのコラボが出た際は、購入しようとしたが当然のごとく即完売で難しく、現在メルカリで70,000円という定価から大きく高騰した値段で買うか真剣に悩んでいる

ぐらいでしょうか。

そういえば弊社本社目の前には、かの有名なAtmosがあり、年に数回程度、朝に行列が出来ています。

限定スニーカー購入のためですね。

あまり行列に並ぶのが好きではないので私は並びませんが、行列があった夜は必ずメルカリで確認し、良い商品が無いかを物色しております。

そのぐらいの趣味だと思って下さい。

さて話が逸れてしまいましたが、スニーカー好きということは、スケーター系のファッションが好きな私ですが、その領域においてトップに君臨しているブランドをご存知でしょうか?

そうです、Supremeです。

原宿を歩けば、まず間違いなくSupremeのキャップを被っている人やTシャツ等を着ている方に必ず遭遇します。

Supremeの代表作と言えば、
ボックスロゴTシャツ
ですが、これがやばいんです。

定価は7,000円程度とごく普通の値段ですが、ぜひメルカリやヤフオクで見て下さい。

ボックスロゴTシャツと言っても様々な種類があるのですが、ものによっては50万円を超す値段で売られています。

おかしいですよね?(笑)

そして当然のごとく偽物も数多く流通しており、韓国や台湾、ベトナム等では1,000円程度を売られているのですが、それがかなり人気。

この前とか近所を歩いていたら明らかにSupreme好きでは無さそうな女の子が普通にボックスロゴTシャツを着ていたのですが、120%偽物ですからね(笑)

パッと見ても明らかにロゴのサイズがおかしかったり、文字の字体の乱れがあったりしていたので、まぁここまで偽物感が出ていれば逆に潔いなと。

ちなみに私の話になりますが、現在の異様なブーム以前の15年前からSupremeについては知っており、その当時に購入したSupremeのボックスロゴのパーカーを今でも持っております。

決してミーハーじゃないよアピールなのでお付き合い下さい(笑)

これは2つ上の兄がアメリカに留学していた際、アメリカではそれなりに知られたブランドになっていたSupremeのお店がニューヨークにあり、お土産として買ってきてくれたんです。

記憶の限り、当時日本ではまだ一部のマニアしか知らないブランドだったので、特に嬉しさもなく着用していました。

今となっては着用感が半端ないほどの状態ですが、ボックスロゴのパーカー(黒のLサイズという王道)もめちゃくちゃ人気なので、メルカリで売っても2万円で確実に購入されると思っています。
※新品なら最低20万で売れるようです

それぐらい超プレミア価格が付くほど人気ブランドの地位を確立しており、新作発表時にはツイッターが盛り上がり、販売前日から渋谷の店舗には長蛇の列が出来るほど。

今回の記事で初めてSupremeを知った方、ぜひボーナスを投下して、たった1枚のTシャツを購入してみてはいかがでしょうか?

なぜSupremeは人気なのか

人気の理由を論理的に分析するのは非常に難しいですが、私が知る限りは、
この人しかいないという有名人を広告塔に使った宣伝
がきっかけだと思っています。

日本でのブームの火付け役になった有名人が、
窪塚洋介さん。

どうでしょう、万人受けする王道ではないけれど一部の若者には絶大なる支持を受けている方ではないでしょうか?

窪塚洋介さんが認めるブランドは絶対にカッコいいと思わせる雰囲気がある方ですよね。そこから一部のファンに火がついて広がっていきました。

現在は三代目J soul brothersの登坂広臣さんがその役割を担っている(Supremeから公式な依頼を受けているかは不明ですが、度々ツイッターやインスタ、テレビ等で着用しているシーンが見受けられます。)ようですが、個人的には少し反対かなと。。。

ミーハー感が出てしまうと、どうしてもチープな印象になってしまうので、もう少し尖がった方が良かったなーっと思っています。

これ以上言うと登坂さん信者からフルボッコにされるので、ここまでにしておきましょう(笑)

Supreme創業の本場アメリカでは、それこそ世界的なブランドや有名人と数々コラボしていることで徐々にその地位を確立してきました。

ただ現在の異様な人気は、少しバブル感がありますよね。だってどう考えても普通のTシャツに数十万の価格が付くのはおかしいですもん。

HermèsやLouis Vuittonのようなハイブランドであれば別ですが、Supremeの定価は至って普通なので、単純に転売ヤーが価値を釣り上げて今の価格相場になっていると言っても過言ではありません。

そういえば私が学生時代に一世を風靡したブランドがあり、それは
A BATHING APE(以下、APE)

私の友人では全身APEで揃えるほどのマニアもいて、かなり熱狂的でしたね。デザインも男女問わずウケそうな可愛い感じで、私もブームに乗ってTシャツを数枚買った記憶があります。

ただ現在はどうなんでしょう。。。全然聞かなくなりましたよね。

少し前に中国で人気が出たとのことで、爆買いの対象になっていたようですが、最近はどんな立ち位置なのでしょうか。

少なくとも流行っている感じはないので、ファッションブランドの世界の競争は非常に厳しいものがあるなと痛感しています。

ちなみにAPEに関してはデザインが確かに万人受けしそうな感じはするのですが、Supremeのデザインって微妙なものも結構ありますからね。。。

一番思ったのが、Louis Vuittonとのコラボ商品。

定番のボックスロゴTシャツやパーカーはもちろん、キャリーケースや宝箱のようなコラボ商品を出し話題になったのですが、私の感覚ではちょっとダサいなと思う商品がいくつかありました。

その筆頭が財布。

著作権の問題で画像は出せないのでぜひググって頂ければと思いますが、マジでダサい。。。

小学生の財布みたいな印象を受けたのは私だけでしょうか。少なくとも初めてのデートで使っていたら、確実に相手の女性から
ん?
っと思われること間違いなしです。

にも関わらず、転売サイトでは60万ほどの相場で数多く売られています。

物の価値は人の好みなので否定するつもりは一切無いのですが、日本人の場合は本質的にSupremeブランドを欲しているより、
周りが認めている凄いブランドだから欲している
みたいな感覚の方が多いのではないでしょうか。

そしてこの感覚こそ、人気企業ランキングと通ずるものがあると考えています。

人気企業ランキングとSupreme人気は一緒

人気企業ランキングについては皆さんご存知なので詳細は割愛しますが、毎年大手人材会社から発表されるランキングには、

  • 給料が高く勝ち組の代表格、5大商社
  • 安定第一、大手金融機関
  • 夢とロマンが詰まった、航空会社
  • 分かりやすく印象が良い、有名メーカー

等が毎年連なっていますよね。

ただこの手のランキングとSupreme人気はどこか似ていると感じています。それを下記にまとめましたので参照下さい。

①ガチ勢 ②流され勢 ③戦略勢
割合 2割 6割 2割
人気企業ランキングの場合 ・明確にやりたいことがあり、そのためにはその企業が総合的に判断して効率的であると考えている。
・昔から憧れており、絶対にその企業で働きたいという夢を持っている。
・親や世間の評価を気にして、とりあえず有名どころの企業を受ける。
・学歴ヒエラルキーを歩んできた人に多い。
・内定ハンターとして、いわゆる人気企業の内定を確保して自慢したい人。
・就活になると急に目立つようになる奴。
・結局人気企業に就職しても、早期に退職する傾向あり。
Supremeの場合 ・Supremeの世界観、メッセージ性に深く共感している。
・転売やコレクションすることは一切考えておらず、着用してこそ価値があると考えている。
・イケてる人が持っているから俺も欲しいと思ってしまう。
Supremeを着ていれば問題ないと考えている。
・ブームが終わればそのまま着なくなる。
・転売ヤーとして高く売って儲けることだけを考えている人。

ここで伝えたいことは、人気の理由を紐解いていくと、多くの場合は本質的な価値が無い場合が多いということ。

皆さんはSupremeブランドを持っていたいですか?
窪塚洋介さんが宣伝し出した時期は、確かに一部のマニアが着ている状況(企業で言うベンチャー)だったので、カッコよかったかもしれません。
ただ今は多くの人がその存在を知り、多くの人が持つようになりました。それってカッコいいでしょうか?

それとも自分が本当に好き、体形に合っている、着心地が良いと感じるブランドを持っていたいですか?

正直ファッションに関してはどちらでも良いんです。そもそもファッション自体のプライオリティーが低い人もいるので、無頓着な方もいることでしょう。

でも自分が人生を賭けて携わる仕事をそのような観点で決めてしまうのはもったいないなと感じているので、進路の岐路に立っている方は、Supremeを取るのか、それとも自分の考えで判断して選択するのかを考えてみてはいかがでしょうか。

どうしても人気企業に入りたい方へ

こんな偉そうに伝えた私ですが、とは言え有名人気企業に入りたいと思う気持ちは良く分かります。
人気企業ランキングは、
ラーメンを食べたことが無い人によるラーメン店ランキング
と皮肉られていますが、とは言え今の就活って客観的なデータや中で働く人の意見を得られる機会が多いので、ある意味で真っ当なランキングだとも言えると思うんですよね。

  • 年収
  • 残業時間
  • 企業イメージ
  • 仕事内容

などなど、このようなデータを多くの方が総合的に判断し、各企業を選んだ結果のランキングなので、非常に正確なランキングとも言える。

もちろん、仕事は人の価値観によって大きく見方が変わるので、このランキングを元に選ぶのは浅はかだとの意見も一理ありますが、じゃあ巷にあふれる高級ブランドはどうなのか。

  • 高級外車
  • 高給ブランドバッグ
  • 高級時計

高級外車なんて普通の国産乗用車に比べて10倍以上の値段がするにも関わらず、機能面で10倍になっていることなんてあり得ないですよね。

  • スピードが普通乗用車に比べて10倍出る
  • 乗用人数が普通乗用車に比べて10倍ある
  • 燃費が乗用車に比べて10倍ある

こんなことはあり得ません、というよりむしろ10倍の値段を支払って不便に感じることの方が多いくらい。

にも関わらず、多くの人、それも世間的に成功を収めただろう人がこぞって購入するのは何かしらの意味があるからですよね。
となると、
皆が良いと思うから選ぶ、買う
という心理は至極真っ当なのかなとも思っています。

  • 親を安心させることができる
  • 同窓会で自慢できる
  • 合コンで自慢できる

等の理由が、本人にとって重要な意味を持つのであればそれも全然ありかなと考えています。

そのため私自身はファーストキャリアを上記のような価値観で選ぶことには全く反対しません。
ただ重要なのが2社目ですよね。

1社経験するだけでもそれなりに自分に何が向いているのか、好きなのかの判断はしやすくなるはずです。
私は1社目に金融を選びましたが、間違いなく金融は向いていないと思いました。そのため今後金融に勤めることは二度とあり得ません。

しかし、2社目以降も”自分の苦手なことや不得意なことに気付いていながら”世間の価値観だ定められた良い企業を選んでしまうことはいかがなものかなと思っています。

そのため弊社に来た新卒や中途の候補者にはそういう軸で判断するようアドバイスを勝手にしております。

今回は趣味の話を前面に話過ぎてやや無理やりな感は否めません(笑)が、身近な選択から就職における選択を考えると、違った角度で考えられるかなと思い書かせて頂きました。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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