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美容院業界のトップ「Ocean Tokyo」を見て思うこと

約 13 分
美容院業界のトップ「Ocean Tokyo」を見て思うこと

美容院業界のトップ「Ocean Tokyo」を見て思うこと

こんにちは!
採用担当の池田です。

20卒の新卒選考もガンガン始まっていますが、応募者の履歴書を見ると、
令和2年 〇〇大学卒業見込み
と書かれているのを見ることが多くなりました。

まだまだ新しい元号に違和感を覚えますね(笑)

個人的には非常に良い元号だなと思っており、令和という響きが非常に良いですよね。日本っぽいと言われればそれまでですが、落ち着きがある一方上品さを兼ね備えている印象を受けるので、良い時代になれば良いなーっと入社式に参加しながら思っておりました(笑)

少し話が逸れますが、履歴書を手書きで書いてくる就活生がいらっしゃいますが、弊社の場合は本当にWEB上の記載でOKです。

おそらくどこかの大企業の人事が「手書きで書いた方が、より熱意が伝わりやすい」みたいなことを言っているからだと思いますが、令和時代にそんなことを本気で思っている人事はオワコンでしょう。

もちろん印象が良くなることはありますよ。ただ結局その後の面接が全てなので、手書きで書いたからと言って合否に関係することはほぼ無いです。なので100点満点で0.5点ぐらい加算されるイメージでしょうか。ただ0.5点のために30分~1時間かけてしまう方は弊社に合わないかもしれません(笑)

というより、汚い字で書かれると本当に読むのが面倒なので、むしろWEBで書いてくることを必須にしたいぐらいですね。

「最近の若者は~」という枕詞を付けたい気持ちを抑えつつ、字があまりに汚い方も結構いるので、もし自分の字に自信がない方は間違いなくWEBで記載したほうが良いです。

また大学生協で履歴書を売っていることが根本の原因だと思うので、一切廃止にしましょう。それによって手書き履歴書がなくなれば、相当な工数削減になるはずです。

さて今回は私が最近気になっている美容院を切り口にお伝えしていきます。

美容院のトップはどんなところ?

私の数少ない趣味の1つに、「髪を切るYouTube動画を見ること」があります。上手く説明できないんですけど、人の髪が切られていく動画って見ていて飽きないんですよね(笑)

私は若者の部類ではないので昨今の流行は全く分からないのですが、動画を見ていく中で、どうやら美容院業界で圧倒的ナンバーワンを誇る美容院があることが分かりました。

Ocean Tokyo

皆さんはご存知ですか?美容院のナンバーワンって自称だったり、基準が曖昧だったりするので信用ならないと思う方もいるかもしれませんが、実はNHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」にも特集されたことがあるので、結構本当っぽいですよね。

少し私の学生時代の話を挟む形になってしまい申し訳ないのですが、私の中高時代はそれなりに髪型にこだわっていました(笑)校則が厳しかったので都内に通うおしゃれな学生とは次元が違いますが、それなりの中二病を発していた私だったので、それなりに異性の目を気にして、ヘアカタログを大量に買って、その切り抜きを持って美容院に行くものの、緊張し過ぎて結局切り抜きを渡せずに、
まぁ適当に整える感じで
みたいなオーダーをして、後悔するというループを繰り返していました(笑)

髪型は究極の自己満足だと思うので、当時は1ミリ単位で髪の長さを気にしていましたね。誰も私の髪なんて気にしていないのに、毎日襟足の長さを気にしていましたから(笑)

また高校受験時に髪型に関しては苦い思い出があるのですが、高校を推薦で受けられることになったので、学校や親から髪を短く切れと強く言われていたんですよね。部活を引退した中3の夏頃から髪を伸ばし始めていた私にとっては非常に嫌だったんですよ。高校入学式で披露する髪型に向けて準備していたのに、なぜ短髪にしなければいけないのだと。

でも結局は中二病を発しているただのチキンだったので、周りのアドバイスに背くことなく髪を切ることに。その際にちょうど都内に展開している有名な美容院が近所にオープンしたので、良い機会だと思いその美容院で切ることにしたんですよ。

しかしそれが悲劇の始まりでした。。。。

お店に着くと、若いイケメン美容師の方が私の担当して来たのですが、定番の、
どんな感じにする?
と聞かれたので、
高校受験の推薦を受けるので、髪を短くしたいです。。。あっ!でもそこまで短くしたいわけでは無く~ごにょごにょ~
と伝えたんです。

これが私の人生で最大の失敗でした。

高校受験の推薦を受ける
というワードを伝えてしまったことで、美容師の頭の中では、

  • おそらく親から切りに行くよう言われたのだろう
  • 本人はあまり短くしたくないと言っているが、人生が掛かっているので、親の要望としては誰が見ても短く爽やかな髪型にしてくることだろう
  • もし長めに切ったらクレームが来るかもしれないし、オープン当初でそういう揉め事は嫌だからちゃんと短く切ろう

となっちゃったんでしょう。。。

結果として、出川哲朗さんのような髪型になってしまいました。。。

カット終了後に美容師からの「どう?」と言われたことに対して、120%の苦笑いで答えるのが精一杯の抗議でした。

その後意識が朦朧としながらも、仲の良い友人の家に駆け込み、
ぶっちゃけ、俺の髪型どう?
と問いかけると、爆笑しながらの
やばいね
という言葉でダウンしました。。。

自宅に到着した後も、なぜか親に八つ当たりし部屋に引きこもり、来週からの学校生活をどうしようかと中学生なりに真剣に悩み、夜中の3時過ぎまで考え込んだ結果、
そうだ、坊主にしよう
との決断に。

今思えば馬鹿な判断なのですが、中途半端な髪型にするより潔く坊主にした方が良いかなと。全く訳が分からない判断ですが、友人に坊主頭でかっこいい人がいたので、自分も勝手にそうなると思い込んでいたのでしょう。

  • 頭が大きい
  • 後頭部絶壁
  • ハチが張っている

という典型的に坊主に向いていないタイプにも関わらず。。。

これが人生初めての坊主頭にした経験でした(笑)
※ちなみに推薦入試は不合格になっております。。。

非常に話が逸れましたが、髪ってかなりセンシティブな部位で、それを担う美容師の方って非常にプレッシャーを感じる仕事だと思うんですよ。

その世界においてトップになるのは並大抵の努力では到達できないと思うので、「プロフェッショナル仕事の流儀」でOcean Tokyoを見てからはすっかりファンになり、YouTube動画でも日々閲覧するようになりました(笑)

美容師の就活事情は?

いわゆる一般企業の就活であればそれなりに知っているのですが、美容師の世界の就活って全く未知なんですよね。ただ私の知れる範囲(通っている美容師の方へのヒアリング&YouTube動画)だと一般企業の就活と概ね似ているようです。

①就活の流れは事業会社と同じ

主に美容専門学生がメインだと思いますが、就活時期になると各美容院の方が専門学校に来て説明会を開催したり、行きたい美容院があれば個別にアプローチしてエントリーするようです。
また選考方法は書類審査や面接がメインのようなので、至って事業会社の流れと変わらないようですね。

ただ“美容院研究”(企業研究)という観点においては、間違いなくその美容院に客として通い詰めることはマストのようですね。事業会社の企業研究って、説明会やインターンに行っても実際のリアルな仕事現場に携わることってあまり出来ないじゃないですか。だからこそ入社後にギャップが生まれる。でも美容院研究の場合は自身が客として何度も通っているので、所属する美容師の人柄や職場の雰囲気、技術のこだわり等についてもしっかり見ることが出来ますよね。そういった意味では事業会社の企業研究よりもよっぽど意味のあることだなと思っております。

②人気就職ランキングは美容院業界にも存在する

Ocean Tokyoはもちろんですが、原宿や青山に点在する人気美容院は相当な倍率らしく、内定するのも一苦労のようですね。

美容専門学校内で
Ocean Tokyoに内定した!
というのは、
三菱商事に内定した!
と同じ感じの盛り上がりになるのでしょうか(笑)

ただ、美容師の世界は一般企業の会社員に比べて、より個の能力が求められるような気がするので、有名な美容院出身であることは重要な要素なのかもしれませんね。
雑誌にも載りやすいでしょうし、今の時代はSNSで広まるので、地方の無名美容院に身を置くよりは今後の活動を考えると圧倒的に理があることでしょう。

ちなみにOcean Tokyoは非常に人気が殺到するとのことですが、その中で多くの面接をする際に合否のポイントになるのは、「目」とのこと。

いわゆる目力とのことだと思うのですが、自分がやりたいこと、成し遂げたいこと、夢、想い等をしっかり持っている人間は必ず目が光っていると。

内容の真意は分からないのですが、弊社の面接においてもそれは盲目的に意識しているかもしれないなと思いました。

明らかに目が輝いていない方って意外に多いんですよね。

  • 今の仕事が激務過ぎて、とにかくワークライフバランスの良い企業へ行きたい(逃げたいという表現が適切かもしれません)
  • 大手企業の滑り止めとして、面接練習にもなるからとりあえず受けてみるか

上記のタイプの方は、口では色々綺麗なことを言っても、どうも面接自体が盛り上がらないんですよね。それはおそらくポジティブではないから。

勝手な推測になってしまいましたが、夢を売る仕事の美容師であれば、目先のスキルや才能なんかよりもそのようなパッションをより重視するのでしょうね。

③ほとんどの美容院は採用に困っている(売り手市場)

全国にある美容院の数ってご存知でしょうか?

フェルミ推定で解いてみましょう!

っと言っても今回は本題が違うので、先に答えを言ってしまいます(笑)

約25万店舗

ピンとこないかもしれませんが、信号機の数より多いみたいですね。やばくないですか???

Ocean Tokyoのように超人気であれば別でしょうが、それ以外の美容院、例えば地方にあるところは本当に困っているようです。

そのため元々低かったアシスタントの給与も全体として少しずつ上がっているようなんですよね。ただそれでも全然集まらない美容院が多く、結局スケールしない美容院がほとんどとのこと。

正直、労働集約型の典型的な仕事でもあるので、給与を上げようにも中々難しいのも分かりますし、1000円カットの流行でお客様の取り合いも起きていることで、生き残りは熾烈のようです。

一流の美容師を輩出する育成システムとは?

今回はいつもの趣旨と異なって完全に趣味に寄った内容になってしまいましたね(笑)ここで少し人事っぽいテーマにしましょう。

圧倒的に個の力が求められる美容院業界でナンバーワンを誇るOcean Tokyo。毎年多くの人気美容師を輩出しておりますが、その根本であろう育成制度について軽く触れさせて下さい。

ただ始めに断っておくと、Ocean Tokyoについてはテレビ(プロフェッショナル仕事の流儀)やYouTube動画でしか知らないので、全貌は知りません。ただ日頃動画等を見る中で、勝手に自分が解釈した「育成システム」について触れたいと思います。

原則ですが特別何か手取り足取り教えていることはないようです。勝手に学んで勝手に練習して技術習得するのが通例のようですね。

Ocean Tokyoの代表である高木琢也さんという方のカット動画がYouTubeで配信されていたのですが、その周りで多くのアシスタントの方がノートを持って食い入るようにカットの様子を見ていました。
※おそらく講習会も兼ねているのだと思います

見た目は非常にチャラそうで近寄りがたいなと思う方もいる中で、皆さん少しでも技術を盗もうと真剣に見ている様子が印象的だったんですよね。

ただでさえ忙しい美容院なので、業務前や業務後、休みの日に先輩美容師が細かく指導する時間がしっかり設けられているのかと思っていましたが、そんな手厚いことはしていないように見えました。

アシスタント時代は大半の時間を美容師の方のサポートに徹するので、受付からシャンプー、ドライヤーからマッサージまでを全てしっかり対応できるようにし、一方それらの対応をしながら先輩美容師の方の技を横目で見ながら盗める技術は盗む。そして業務後の夜遅い時間帯や業務前の朝早い時間帯でひたすら試して練習するようですね。

つまりOcean Tokyo側が一から十まで全て提供するわけでは無く、優秀な美容師と練習できる環境が提供されている中で、自分で考えて行動しなさい、ということですよね。

ただこれこそ、理想的だと個人的にも考えております。

新卒の説明会だと、

  • 御社は何を私にやってくれるんですか
  • どんな育成プログラムを用意しているのですか
  • 私が御社に入社したら、どのように成長できるのですか

等を聞いてくる方が一定数いらっしゃいますが、弊社は特段何もしません(笑)

何もしないというと語弊がありますが、大手のように何でも教えてあげる姿勢ではなく、優秀なエンジニアとやりたいことがしやすい環境を提供するから、勝手にやってねーという雰囲気はあるかなと。

でもこれが優秀な方にとっては一番良い育成方法だと思うんですよね。何でもかんでも指示するのはお互いにとって非効率じゃないですか。あくまで成長するための必要な環境やリソースは揃っているから、それを生かすも殺すもあなた次第。

Ocean Tokyoのトップスタイリストの方がボソッと言っていた言葉で、
早く帰りたい、休みたい、でも技術を身に着けて高い給料が欲しいなんて甘いよね
とありましたが、全くその通りだなと。

説明会でも伝えておりますが、弊社は結果的に残業時間が少なくなっておりますが、会社として特別に残業時間を抑制するためにしていることってあまりないんです。
あくまで自分の仕事に責任を持って頂く中で、早く帰りたい人はそうすれば良いし、長くやりたいときは残れば良い。そのため私は会社のフルフレックス制度を使って自由に出退勤させてもらっています。(明日は午前にジム行ってから午後出勤しようかな(笑))

個人的にはこのような環境がベストだと思っております。

色々な考え方があって良いと思いますが、若い時から指示されることに慣れてしまうと、処理能力は高くなりますが、いわゆる大手でしか通用しないオペレーション型の人材になってしまいますよ。

今の40歳後半の方はそれでも逃げ切れるのかもしれませんが、そうでない方は自分をしっかりブランディングし、何が出来るのかを常日頃考え続けなければいけません。そのために会社は手段として利用することが重要だと思うので、企業を選ぶポイントに「研修制度」を掲げている方は、今一度熟慮することを強くお勧めします。

最後は無理やりまとめましたが、決してOcean Tokyoの回し者ではないのでご安心下さい(笑)ただ一度YouTubeでカットやスタイリング技術を見ると感動するので、宜しければ空いている時間にどうぞ!

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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