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「御社が第1志望」と伝えるべきなのか

約 9 分
「御社が第1志望」と伝えるべきなのか

「御社が第1志望」と伝えるべきなのか

こんにちは!
採用担当の池田です。

新卒の就活時代に、多くの方が直面するだろう問題の一つが、
一人称は何を使えば良いのか
ということ。

これは男性限定になるかもしれませんが、友人との会話では、
俺(おれ)
を使うことが多いと思いますが、確かに面接という場で、自分よりも年上の人に、

  • 俺の自己PRは~
  • 俺の頑張ったことは~
  • 俺が御社を志望する理由は~

みたいな感じだと、面接官の立場から見れば驚きを感じますね(笑)

さすがに敬語の使い方やマナーに詳しくない人でも、「俺」を使うのはさすがに宜しくないのは分かるはず。

そして次に挙がるのが、
僕(ぼく)
ですが、多くの就活本や就活サイトだと、どうやら「僕」は宜しくないみたいに載っていることが多いですよね。

「僕」は男性が使うと思いますが、NG理由としては、
自分と同等または自分より目下の人間に使う言葉だから
と書かれていることが多いと思います。

そうなると残るは、
私(わたし)
ですが、どうやら「私」が就活中において、もっと言えばビジネスにおいては適切な表現のようですね。

そうなると、普段「私」なんて使ったことがない就活生達が、就活を機に一斉に使い始めるのですが、相当数の方が最初は違和感を覚えるはず。

ただ使えば慣れていくもので、「私」を使うことでいつの間にか社会人の仲間入りをしていくわけです。

ただちょっと待って下さい。

私の完全なる独断と偏見ですが、
優秀な方ほど、「僕」を使っている
ことが多い印象ですが、気のせいでしょうか。

  • 人気企業の三井物産社員の方も、
  • 東大生に就職人気企業ナンバーワンのマッキンゼー社員の方も、
  • 起業した経営者の方も、

皆さん「僕」を使っていたんですよね。それは私という目下の人間にはもちろんですが、先輩や上司といった明らかな年上の方に対しても「僕」を使いながら話していました。

感覚論ですが、「僕」の方が「私」よりも知的かつ遜っている印象を受けるので、印象が良い気がするんですよね。

もちろん「私」についてはネガティブな印象は受けないものの、

  • 僕の意見としては●●
  • 私の意見としては●●

という発言を比べた場合、「僕」の方が自分の中でしっかり考えた上での発言に思えるので、どこか聞きやすい印象を受けています。

完全に主観の話なので、訳が分からないと思っている方には申し訳ないと思っています(笑)

ただ、就活中に「僕」を使いながらもいわゆる超人気企業に決まっている方は数多くいましたので、
「就活において「僕」という一人称を使ってはいけない」は明らかな間違い
だと思っています。

そもそもそんなしょうもないこと気にする面接官っているかなぁ???という感覚ですけどね。

さて、今回は新卒の方が必ず迷う部分についてお伝えします。

志望度の重要性が低下している

新卒の就活生が躓く面接での質問が、
志望動機
であることは周知の事実だと思いますが、その中でも志望度合いを聞く質問はかなり悩みますよね。

本心で第1志望であれば迷うことなく「御社が第1志望です」と伝えることは出来るものの、そうではない場合は、

  • 嘘を付いて第1志望と言うべきか
  • それとも本音ベースで第3志望と伝えるのか

で葛藤を抱えている方は多いはず。

ただ少なくとも私の就活時代は嘘を付くことが良しとされていたのですが、人間って不思議なもので、たとえ嘘だとしても言葉に出して「第1志望」と言っていると、本当に第1志望だと錯覚するんですよね。

私の就活生当時の話ですが、某有名金融機関を受けた際、業務内容なんて一切知らない中でリクルーターの面接に臨むことになったのですが、
今回は通過させるけど、今のままだと志望度が弱いから次で落とされるよ。ちゃんと第1志望が伝わるような内容や姿勢を見せないとダメだよ
という、よく考えれば訳のわからないアドバイスをされました。

ピュアな私はその話を受けて、「よく分かる金融業界」みたいな本を買い、ちょこっと読んだ知識を元に次のリクルーター面接に臨み、ひたすら、
御社が第1志望でぜひ入りたいです!
と言いまくっているうちに、いつの間にか、
あれ?本当に俺、この会社に入りたいかも
と思うようになってしまいました。

そして無事に内定は取れたのですが、内定が出た瞬間に気持ちが冷めてしまい、結局のところ「内定」という合格通知が欲しかっただけで、全く志望していないことに気付いたんですよね。

だって落ちるより受かるほうが嬉しいじゃないですか。。。(笑)

内定を貰える可能性が少しでも上がるなら嘘でも何でも付くでしょみたいな風潮だったので、私自身も迷うことなく、
第1志望です!(本音は、練習で受けているだけだから絶対に御社には行かないけどね)
みたいな感じで伝えてしまい、今思えばクソ生意気で絶対に採用したくない野郎ですが(笑)、とは言え就職氷河期と言われていたので、仕方ないですよね。

ただ、今の時代はどう考えても、
就活生が企業を選べる時代
になっており、一部の超人気企業を除けば、どの企業も人手不足のために採用に苦労しているわけです。

そうなると、企業目線で見れば、
第1志望と言わない就活生は全員落としてやるぜ
みたいなマウンティングは愚の骨頂で、面接時点で志望意欲が低い方を、いかに魅力付けして弊社に興味を持ってもらえるかというスタンスに切り替えなければいけません。

ちなみに某有名キー局は、昔から就活生には絶大なる人気を誇っていたので、内定辞退率がほぼ0に近かったらしいですが、最近はコンサルや商社に逃げられているらしいですね。

テレビ業界が崩壊しつつある煽りを受けての状況だと思いますが、果たしてキー局の採用担当者がこの状況を予想して、必死に採用活動をしていたかと言えば・・・ではないでしょうか。
だからこそ、超人気企業の採用担当者より、無名マイナー企業の採用担当者の方が能力的に高い可能性があるわけですよ(自惚れです。。。(笑))。

そのため、第1志望であるかというのはもはやあまり重要な指標ではないので、無理やり嘘を付き、企業側に合わせる必要はございません。

もちろん、あまりに本音ベースで、
御社は第17志望です!
みたいな感じだと、さすがに採用担当者の感情として苦しいので、

  • 第1志望群です
  • 現在は特定の企業を志望しておりません

等で上手く交わすことは必要かもしれませんね。

第1志望と伝えることのリスク

とは言え、、、やはり人間は感情の生き物なので、やはり第1志望と言われると面接官としては嬉しくなってしまうのも事実なんですよね。。。

結局、面接という場では相手の本心は分からないので、嘘が上手い人であればいくらでも面接官を誤魔化せるわけで、嘘の第1志望だとしても、自社に入りたい方を優先してしまう傾向は否めません。

この辺りはしょうがないっす。。。
やや矛盾した話になってしまい申し訳ないです。

そのため、
志望度を聞かれたら何と答えるのが良いか
という問いに関しては、
第1志望と答えることが“概ね”無難である
というのが私自身の考えです。

ただ、第1志望と強く伝えることには相応のリスクも生じます。
それは、第1志望である理由が言えるかどうか。

真っ当な採用面接官であれば今の就活市況が就活生有利であることは重々承知なので、面接という場を候補者を口説く場としても位置付けているわけです。

そのため面接の臨むときにはそれなりに気合を入れるわけですが、そんな中で、
あなたが一番大好き(第1志望)なんです
と就活生側から言われると、
あれっ、私が口説こうと思っていたのに、向こうから先にラブコールを受けてしまった。でもなんで私のことが好きなのだろうか?聞いてみよう。
という発想になるわけで、第1志望の根拠を聞くわけですよ。

ただその質問への回答が浅いと、
あれっ?大して浅い情報で第1志望とか言っちゃうってことは、考える力だったり判断する力が弱い人なのかな。せっかく優秀な方だと思っていたけどちょっと違ったかも。
となってしまう可能性があるわけです。

嘘も方便
とはよく言ったもので、仮に嘘の第1志望だったとしても、その嘘を最後まで突き通せる話術が無いのは残念ながらマイナスポイント。

そのため、

  • 第1志望(嘘でも本音でも)と伝えると、面接官は候補者のことを好意的に見てしまうので、内定を出すか迷った際の後押しになる可能性があるものの、その根拠や理由が浅いと墓穴を掘ってしまう可能性がある
  • 第1志望と伝えない場合、仮に内定の当落線上に2人並んだとしたら第1志望と伝えている候補者の方を優先されてしまう可能性があるが、嘘はついていないので自爆することは考えにくい

になります。

これから本格的に面接の時期を迎えますが、志望度を問う質問は大手であるほどよく聞かれる質問ですので、大手志望の方こそどのように伝えるべきかは慎重に検討しましょう。

もちろん、嘘を付くことを推奨しているわけではないので、このような駆け引きの勝負にならないことが理想ですが、とは言え1社受けて必ず受かる世界でもないので多くの方にとって迷う質問ではないでしょうか。

自分が後悔しないやり方を選択することを良いので、ぜひ参考にして頂ければ幸いです。

ちなみに私が今就活生に戻ったら、
御社が第1志望です!
なんて恥ずかしくて言えません。そもそも志望理由に合理的な理由なんて存在しないはずですし、企業に媚びた感じが嫌なので、そもそも志望度を聞く企業はこっちから願い下げかもしれませんね(笑)

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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