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フォーカシングイリュージョンに陥ると、入社後にギャップを感じます

約 10 分
フォーカシングイリュージョンに陥ると、入社後にギャップを感じます

フォーカシングイリュージョンに陥ると、入社後にギャップを感じます

こんにちは!
採用担当の池田です。

私は野球に関しては全くの素人なのですが、
日本のプロ野球チームの数って少な過ぎだと思いませんか?

現在12チームあり、それがセリーグとパリーグに分かれているのでほとんどが6チーム内で毎年争うことになると思いますが、素人の意見としてはちょっと面白みに欠けるかなと。。。

例えば学校のテストとかでも、6名中1位取ってもあまり嬉しくないというか。。。

サッカーのJリーグは18チームありますし、下位の成績になるとJ2に降格、さらにそこでは22チーム(J2のチーム数)で争うので、かなり緊張感はあります。

これがMLBやNBAだと30チームになりますし、NFLだと32チームもあるので、どう考えても日本のプロ野球は少ない気がしてなりません。

毎年6チームで争って飽きないですかね???

ちなみに全然ディスるつもりはないですし、プロの世界の競争なので6チームであっても想像を絶するプレッシャーだとは思います。私のような地区予選敗退レベルのスポーツ経験者があれこれ口出す権利がないのは重々承知ですので、素人が漠然と疑問に思ったこととして捉えて頂ければ。。。(笑)

ちなみに私は大学時代に4年間体育を取っていた(なんと4年間体育が必修という謎の大学。。。)のですが、うち2年間はアメリカンフットボールを選択していました。

とは言えガチなアメフトではなくタックル禁止版なので安全性は高いですね(笑)

で、そこの先生は体育会アメフト部の監督もしていたのでアメフトについて色々話を聞く中で、NFLのドラフト制度は、
昨シーズンで最下位のチームから優先指名権を獲得できる
ということを知りました。

つまり戦力が偏らないように公平性を持ったやり方らしいのですが、こういうのを取り入れることで戦力を上手く分散させているようですね。

日本のプロ野球でもこういう形式だともっと盛り上がる気がするのですが、素人の考えなのでトンチンカンかもしれません。。。

さて、今回は物事を選択するときに陥りがちな点について触れたいと思います。

あなたにとって幸せとは

宝くじに当たったらどうする?
という話はよく聞くと思いますが、この質問の裏側には、
使い切れないほどのお金を得たら幸せになる
という意図も含まれていますよね。

10億円あれば、幸せになれると。

確かに10億円あれば今よりも出来ることが大きく変わるので幸せが最高潮に達するイメージを持ってしまいがちですが、そうではない可能性があるのではないかということをお伝えさせて下さい。

心理学の用語でフォーカシングイリュージョンという現象を聞いたことはありますか???

これはノーベル経済学賞受賞者で、アメリカの心理学・行動経済学者であるダニエル・カーネマンが提唱した言葉で、
●●すれば幸せになれるはず
というようなある特定の状態に自分がいれば幸せになれると思い込み、その状態が幸せになれるかどうかの分岐点であると信じてしまう人間の偏向性のことをいいます。

先に挙げた、“お金があれば幸せ”も一例ですが、

  • もう少し痩せれば、超絶可愛い子と付き合えるのに、、、
  • あの学校に受かれば、あの企業に入社出来れば、幸せになれるのに、、、
  • ステロイドを摂取すれば、ムキムキマッチョになれるのに、、、(これはある意味事実ですが(笑))

という感じですね。

もっと世俗的な言葉で言えば、“妄想”に近いかもしれません。

もちろん、これら全てが間違っているとは言わないですし、目的を達成するための手段に当たる部分が、
●●があれば、●●すれば
に該当するので、正しい/正しくないをここで伝えたいわけではありません。

ただ就職という進路選択の場において、フォーカシングイリュージョンに陥っている方が散見されるので、本当にあなたの幸せはその価値観で合っているかという視点で読み進めて頂ければと思います。

ハワイで働ければ超絶ハッピーなのか

もしあなたが急に上司から呼び出されて、
常夏の島、ハワイでの勤務を命ず
という辞令を受けたらどう思いますか???

私だったら食い気味で、それこそ上司の手を固く握って、
ありがとうございます。200%の成果を出しますのでご安心下さい。
と意気揚々に引き受けることでしょう。

私は寒いところより暖かいところが好きですし、山より海が好きなのでハワイという場所で働くことで人生がより充実し、幸せになれると思い込んでいます。

これはあくまで一例ですが、皆さんが転職を検討する際って、何かしらの不満や理想がありますよね。

  • 給与に不満がある⇒給与が高ければ幸せになれるだろう
  • 人間関係に不満がある⇒人間関係が良くなれば幸せになれるだろう
  • 勤務時間や場所に縛られたくない⇒裁量労働制やリモートワークが出来れば幸せになれるだろう

ただここで考えてほしいのは、
自身が大事にしている価値観が、本当に給与や人、働く場所なのか
ということ。

新卒の方は、総合的な条件が高い企業を求めがちではあるのですが、中途の方は一点突破で企業を選んでいる傾向が強い印象です。

上記に挙げたように、給与に不満だから給与が高い企業で働きたいしそれが軸のように決め切っている感じですね。

ここでハワイの話に戻しましょう。

私は確かにハワイで働けるなら喜んで辞令を引き受けると伝えましたが、もうちょっと深くハワイで働くことについて想像してみたいと思います。

まず大前提として、
物価高くて生活困窮するやん
ということ。

ご存知の通り、ハワイは観光地なので、あらゆるものが観光価格になっています。そのため日本の平均年収レベルで移住しようもんなら、生活レベルが下がること間違いなしです。

ハワイには一度行ったことありますが、ワイキキビーチ周辺は確かにキラキラしているものの、内陸にちょっと入ると結構汚い場所って多いですよね。
ただ日本の年収レベルで生活しようと思うとそういう場所に住むしかないので、日本で払う家賃の倍近く支払っているのに、住まいの水準としては半分程度に下がる可能性があるわけです。

そして肉食の私ですが、言うても毎日ステーキだと破産しますし、飽きるわけです。結局日本人なので和食に落ち着くわけですが、ハワイで買う日本食の食材はまぁ高いっす。

そのため食生活でもストレスを強いられる。

ちなみにハワイはチップの文化があるので、その分も加算されますよね。

そういえば!過去チップでいくら払うかで揉めたことがあるんですよ。。。

学生時代に友人たちとヨーロッパ周遊したのですが、まぁ当然のごとく貧乏なのでチップなんて払いたくないわけです。

でもなぜか正義感溢れる友人の1人が、
いやいや、こういうのはちゃんとすべきでしょ
みたいな感じでちゃんと払おうぜ感を出してくるわけですが、この1ドルで水買えるのに、、、みたいな葛藤を私含めたグループ派閥が出来てしまい、それきっかけでめちゃくちゃ雰囲気が悪くなりました。

レストランとかだと料金の20%をチップで支払うと書いてあると思いますが、当時の私では全くそれが理解出来なかったんですよね。

今では各国の文化を理解したり尊重することの重要さをそれとなく分かったつもりですが、チップにはこのような苦い思い出があるのです。。。

少し話が逸れましたが、単純にお金がないと普通の生活すら出来ないのがハワイなんです。

そしてここまで触れる中で、
いやいや、ハワイの綺麗な海があれば毎日そこでサーフィンすればお金なんて掛からずに充実するっしょ!
と言いたいところですが、私は海は好きですが海に入った後のベトベトは嫌いなので入りたいとは思っておりません(笑)

綺麗な海を眺めるのが好きなタイプで、まぁ10分眺めれば満足しちゃうので、毎日サーフィンでリア充生活は絶対に向かないわけです。

そしてこれはおそらくですが、、、ハワイという場所で働くことで、東京で働いた場合に得られる情報量と比較すると圧倒的に減るので、日本の田舎で働くのと同じぐらいヤキモキすると思います。

東京で働いている同僚はもっとすごい仕事をやっているのだろうなと。
俺はこんなところで何をやっているのだろうかと。

そうなると猛烈に帰りたくなるわけです。

あれだけハワイで働きたいと思っていたけど、実際は観光で行くから良いだけで、そこで生活するのはあらゆる面でストレスフルになり、やがて廃人になることに気付くわけです。

ちなみにこのようなことが予想できるのは、私自身の過去の経験に紐づきます。

普段は海外旅行に行きたいと強く思っている私ですが、いざ行くとすぐに家に帰りたくなる病に罹るんですよね。

行きの空港がテンションの最高潮で、そこから徐々に下降していくみたいな。
世界遺産なんて一切興味ないはずなのに、日本で見る観光雑誌を見て行きたいと思ってしまう気持ち、分かります?(笑)

海外旅行行って最もテンションが上がったときは、空港で某有名芸能人に会ったときぐらいです。。。

そのため、例えばリモートワークを絶対したいと思っている人がいれば、いきなり転職を選んでその道に進むより、まず現職でリモートワークに近い形式を試せると理想ですね。

本当に自分がやりたいことはリモートワークなのかどうかを確認してからでも遅くはないと思います。

以上から、ハワイで働きたいという想いはあくまで全体の中のごく一部の要素でしかなく、私にとっては重要な価値観ではないんです。

もちろん、3か月限定の移住で滞在中は手当として1億円支給するみたいな状況であれば超絶ハッピーですが、そんなことは現実的にはあり得ませんからね(笑)

ファーストクラスに乗っている時間は人生の中で1%以下

YouTube視聴することを就寝前の日課にしている私ですが、ファーストクラスの様子をアップしている動画は頻繁に見てしまうんですよね。
もっと言えばファーストクラスに乗る方限定のプレミアムラウンジがありますが、あそこに一度は行ってみたいなと(笑)

大金持ちになってファーストクラスも自由に乗れるようになりたいと思っている私ですが、そもそもファーストクラスに乗っている時間なんてたかだが数時間から10時間程度ですよね。

もっと言えば、ちょっと良い漫画喫茶ぐらいの設備でしかないので、これも一種のフォーカシングイリュージョンに陥っているわけです。

人生の中でごくわずかな時間しか占めないファーストクラスに乗れるほどになれば、幸せだという錯覚ですね。

転職時ってどうしても焦っているケースがあり、それによって自身の基準や価値観が狭くなっている人が多く散見されます。

一部分だけ見れば良さげに見えてしまうことはたくさんありますが、全体を考えると果たしてそれが本当に望んでいることなのかは十分に吟味する必要があるでしょう。

例えば、住宅手当。
もちろんあるに越したことはないですが、これって不公平な制度ですからね。持ち家の人は手当がなく、賃貸の方のみが貰えることが多いので。
もしあなたがハイパフォーマーであれば、
なんで俺が稼いだ分を、大した成果を上げていない社員の住宅手当に充当されているんだよ
と思うはずです。

例えば、IT業界であれば常駐が嫌で自社商品開発が良いという方は多いですよね。
ただ常駐であれば、どんどん新しい現場に移っていく働き方が可能なので比較的新しい技術に携われるチャンスが多いのですが、自社商品開発だと開発当初は最新でもその後の運用保守までサポートするとなると、技術はどんどんレガシーになっていくわけです。

例えば、人間関係。
これはどの会社に行こうが、120%悩みます。
隣の芝生は青く見える現象が起きてしまいがちですが、どの会社でも合わない人が存在しますので、転職しても大きく変わりません。

自分にとって本当に重要なことはなにか、幸せだと感じる要素は何かを一歩引いて考えることで、目先の人参に釣られにくくなるので、転職する際は決して焦らずに自分なりの答えを導き出して下さい。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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