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新入社員のあなたへ。まずは信用貯金を貯めなさい。

約 10 分
新入社員のあなたへ。まずは信用貯金を貯めなさい。

新入社員のあなたへ。まずは信用貯金を貯めなさい。

こんにちは!
採用担当の池田です。

皆さんは松下政経塾ってご存知ですか?知らない方はぜひググってみて頂ければと思うのですが、簡単に言えば政治家養成塾です。

そして実は大学生の頃に、松下政経塾が主催する合宿研修(確か2泊3日だったはず)に参加したことがあるんです。大学生時代に活動した中では、唯一意識高い系のジャンルですかね(笑)

テーマは教育に関するもので、延べ50名ぐらいの参加者が教育について夜通し議論する。内容自体は至って普通ですよね。ただ参加者は社会人がほとんどで、まだ社会について全く知らなかった自分でしたが今思えば錚々たるメンバーだったのかなと。

  • 外資系投資銀行の方
  • 医師の方
  • 学習塾経営者の方
  • 教員の方
  • 官僚の方

大学生は私含めて5名ぐらいしかいなかったのですが、上記のようなメンバーがいる中でも偉そうに教育について意見を言っていた自分をある意味で尊敬します(笑)無知とは時に役立つものだなと。

その合宿中にはメンターと呼ばれる方が付くのですが、メンターの方は松下政経塾の現役塾生なんですよね。将来の政治家候補の方々ということで、学生の私からしても非常に優秀でただただ凄いなと思っていながら話を聞いていたんです。

ただその中で飛びっきり優秀だなと思っていた方が、東大卒で経産省出身の方。

何をもって優秀かは上手く説明できないのですが、とにかく話が上手い。結論から話すとか、論理的とかの言葉では言い表すことが出来ないのが悔しく、ただただ私の語彙力の無さを痛感するのですが、純粋に凄い人だなと思ったんですよね。

その方に出会うまでの私は、正直政治家の方を疑っていたんです。なんか政治家の人って仕事している感じが全くせず、上の人に媚び諂うだけで裏では悪いことばかりしている、ただの血統書付きのボンボンみたいな感じですかね(笑)

ただこのような優秀な方が政治家を目指していることを知り、私の考えは非常に浅はかだと思い知らされたんですよね。

しかし。。。その考えは現在揺らいでおります。

丸山穂高さん。

私と話した時には決してニュースで流れているようなことをするような感じには見えず、国を変えてやろうと意志を持ち、それを成し遂げるだけの魅力があったように私は思っていたんです。

私が初めて優秀だなと思った大人の方だったんです。

真実は分かりませんが、ニュースで見かけるたびに当時のことを思い出します。やはり政治の世界とは何か人を変えてしまう力があるのかと疑わざるを得ないので、私の目が間違っていなかったと証明してくれることを待っております。

さて今回は新入社員の方に向けてメッセージをお送りします。

新入社員が何のスキルもないのは大きな間違い

私が嫌う大人は、よく次のようなことを言います。

新入社員は何のスキルもないんだから、言われたことをしっかり成し遂げることに注力しなさい

後半は一部賛成ですが、前半は全く賛同できません。そもそも新入社員を舐め過ぎです。

私も1社目に同じようなことを多くの方に言われました。というより就活中に出向いた説明会やOBOG訪問でも同じようなこと言われた記憶があります。

悪しき日本の風習だなと思いますね。

確かに最初のプロジェクトや業務に配属されて、それ固有の仕事については分からないことだらけだと思います。用語から仕組みまで知らないのでそういった意味では勉強ですよね。

ただ、だからといって貢献できないかと言われれば、大きな間違い。小学生を雇っているのとは訳が違うので、業務をする上で必要最低限な情報を伝えればしっかり理解し、やる気のない先輩よりもバリューを出せると思います。

なぜなら、一見出来ている風に見えている先輩も実際は中の仕組みまで理解している人はほとんどいないから。

例えば私は1社目で株のトレーダーとして働いており、大学時代に軽く学んだとは言え実務レベルでは到底役に立たずで全く分からない状況。実際業務に入っても電話1つ取るのもビビっており、就寝する際も動悸が止まらない日々がありました。

ただ、ビビっても仕方ないので分からないことは何でも質問しようと先輩に質問しまくっていたんですよね。ひたすらメモを取って業後に見返す。その繰り返しで何とか付いていこうとしていました。

ところが、素人ながらに疑問に思うことについて、長年経験している先輩でもはっきり答えられないことが徐々に目立つようになってきたんです。
直属の先輩に聞いて分からないことはさらに上の先輩に聞いたりしたこともあったのですが、それでも分からないこともありました。

例えばですが、株の借り入れのやり取りにおいて、某米系の投資銀行が1週間に1回のタイミングで数億レベルのディールが必ず発生したんです。

しかも日経225と言われる主要銘柄に限って。

その理由を社内の方に聞いても誰も分からなかったので、失礼を承知でお客様のフロント部隊の方に電話で聞いたんです。そしたら普通に事情を話してくれて、その結果を部署に共有すると、
へえー
というそんなの知らなかったわという反応。

だからといって何か大きな貢献をしたわけではないのですが、その時思ったことが、
仕事の細かい仕組みや背景、裏側のロジックまでしっかり理解している方はあまりいない
ということ。

つまり、仕事は慣れたら誰でもある程度は出来るんです。細かいことまで知らなくても。

慣れによって“仕事が出来ている”と錯覚している先輩や上司の方が、
新入社員はスキルが無いから~
みたいなことを言うのが私は信じられません。

むしろモチベーション高く、細かい部分まで理解しようとしている新入社員の方が出来ることも多々あると思うんですよね。

新入社員は当たり前だと思われていることを素直に疑問に思えるのが強みだと思うので、最初は周りの先輩たちが凄く見えてしまうかもしれませんが、決してそんなことは無いのでどうぞご安心下さい。

まぁこんな偉そうに言っている私も自分の領域において深くまで理解していない部分は多々あるので、何か気になったことがあれば遠慮なく質問して下さい。必死で調べます(笑)

信用貯金が50の今だからこそ意識すべきこと

私が今の会社に入社して強く思うことが、仕事は信用で全て成り立つということ。その上で新入社員の方にお伝えしたいのは、
信用貯金を貯めるためにどんな行動をすべきかを考えること
に尽きると思います。

新入社員がスキルが無いというのは大きな間違いだと思っておりますが、スキルが無いように見られているのは事実です。そのため自分がどういう能力があってどういう人なのかをアピールする必要はありますよね。

仮に信用というメーターが100まであったとすれば、新入社員の皆さんはちょうど50だと思って下さい。

そしてそれは今後皆さんの全ての言動により大きく変動するものと思って欲しいです。

例えば報連相。信頼し合っている仲であれば細かい報連相は必要ないかもしれませんが、皆さんはまだ得体の知れない何かです(笑)そのため自分の中ではしっかりやっているつもりでも、上司や先輩に必要以上に報連相をし、
俺はちゃんとやっている。細かいことも出来る人間なんだぞ。
とアピールすることが重要でしょう。

また意外に重要なのが勤怠関連。社会人としては当たり前のことですが、1日も無断遅刻や無断欠勤しないことってそれなりに信用貯金が貯まりやすいんですよね。

ちなみに私の新入社員時代になりますが、仕事内容自体は本当にちんぷんかんぷんだったんですよ。しかも全く興味がない分野(笑)なぜ入社したのかと言われれば、就活で間違えましたと言うしかないのですが、どうも自分の頭では理解できない高度なことばかりだったんです。

ただ、だからと言って使えない新人と思われるのは嫌だったので、私が取り組んだことは誰よりも早く出社すること。今の時代においては古い考えかもしれないのですが、信用を貯める方法が他にあれば良かったんです。しかし同期には頭の良いメンバーしかいなかったので、どうあがいても知力では勝てないしアピールできない。じゃあどうするかと言えば、私の頭の中では誰よりも早く出社することしかなかったんですよね。

そして印刷用紙の補給や上司が使用するファイルを出す、金庫から重要書類をあらかじめ出しておくなど誰にでもできることを当たり前に取り組んでいました。

「新入社員は誰よりも早く出社する」みたいな昭和の悪しき風習を新入社員の方に押し付けようとは一切思わないのですが、バカだった私が出来ることが他になかったので仕方ないんです。

ただそれらをすることで、こんな自分でも褒めてもらえることがあったり、感謝されることがあったり、それこそ分からないことを遅くまで残って説明してくれる方がいたりしたので、自分の行動はそんなに間違っていなかったのかなと思っています。

結局仕事が出来るとかってそもそもの能力ってあんまり関係ないと思うんですよね。とびっきり優れたスキルがあれば別ですよ。そういう方はその道で信用が貯まるのでそのまま進めば良いと思います。
ただ世の中に一芸に秀でた人ってそんなにいないと思うので、もし自身が凡人だと思うのであれば、信用を貯めることで仕事を貰い、またその仕事で着実に成果を上げることで仕事の幅を広げることが最も効率的かなと思っております。

ちなみに信用は些細なことで地に落ちるので注意が必要です。

私とお付き合いしている転職エージェントの方で、非常に優秀な方がいたんですよね。とにかくレスポンスは早いし、適切な情報を適切なタイミングで共有頂けるので凄い人だなと。

ただ些細なことでその方へ信用が落ちてしまったことがありました。

中途採用枠で受けた候補者の方に内定を出したのですが、中々承諾が取れなかったんですよね。それで色々魅力を伝える場を用意し、何とか承諾を得たんです。ただ承諾書の送付が中々なかったので、信用していた転職エージェントの方に確認するも、本人と連絡が繋がらないとのこと。僕はそのときにおかしいなと思ったんです。

ただその転職エージェントの方は、大丈夫の一点張り。

ただしばらくしてもまだ承諾書が届かないので転職エージェントの方に確認すると、ちょっと怒った感じで、
こういうのは良くあることですから。心配し過ぎですよ。
とのこと。

その転職エージェントの方と仲が悪くなるのが嫌だったので、潔く引いてポジティブに捉えようと気持ちを切り替えたんです。

すると1週間後に転職エージェントの方から下記のような連絡がありました。
すみません。。。やっと連絡が取れたのですが辞退したいとのことです。

既に弊社プロジェクトのアサインも決めていた方なので、担当部署に私から謝罪を入れ、何とか事なきを得たのですが、この一連のやり取りで私はその転職エージェントの方を少し疑うようになったのは言うまでもありません。

ただ、その後真摯に謝罪をして頂けたことや、その後のお付き合いでは細かい部分でもケアして頂けるようになったので、徐々にではありますが私の中でその転職エージェントの方への信用は復活しました。

信用はボラティリティ(カッコつけて金融っぽく言ってみましたが、これの計算方法とかも未だにしっかり理解していないんですよねー(笑))が非常に高いもので、安定は一切ございません。

それこそ血がつながった関係であれば別でしょうが、仕事は老若男女問わず、相手がどんな人なのかが分からない状況で進めることがほとんどですので、その点注意してみると良いと思います。

また最後になりますが、個人的に新入社員の方に特にお勧めすることが、
レスポンスを可能な限り早くすること
です。

この点については別の機会にお伝えしますが、レスポンスを早くするだけでも信用貯金は大きく貯まると思うので、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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