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ゴルフ理論が就活にも当てはまるという話

約 12 分
ゴルフ理論が就活にも当てはまるという話

ゴルフ理論が就活にも当てはまるという話

こんにちは!
採用担当の池田です。

さて、いきなりですが下記の文章を読んで、それを意訳して下さい。

設問番号 設問内容
問1 マリンはプロパー比率が高いから、中途で行くより新卒で入ったほうが良い
問2 緑はリクがエグイから、受けるなら覚悟しておいた方が良い
問3 ショウジとブッサンは良いけど、スミショーはちょっと合わないかもな
問4 GSの面接でケースがあったけど、難しかったな
問5 GD行ったらクラッシャーと同じになっちゃったよ
問6 ESはいわゆる王道設問で、ガクチカ400と自己ピー400だけだったよ
問7 面接から1週間経ったけどお祈りすらないし、サイレントでまじ腹立つわ
問8 6月過ぎているのに、NNTだわ

あなたは何問正解しましたか?

はい、いつものおふざけです、、、ごめんなさい。

実は電車に乗っていたら就活生と思しき集団が就活用語を連発していたので、就活生当時だった自分を思い出していたんですよね。

就活の時期になると、「急にコイツどうした?」みたいな発言される方って、身の回りに多くないですか???

私が就活の時に最初に違和感を持ったワードが、「プロパー」。

あそこはプロパーじゃないと中々上に行けないみたいよ

・・・はい??プロパーって何ですの???というかその横文字ナニ?という感覚分かります?

プロパーって新卒で入社した社員のことを指すワードだと思うのですが、社会人であれば当たり前のワードでも、就活生にとってみると知らないワードだと思うんですよね。
※会社によっては、業務委託や派遣の方と区別するために「正社員」という意味で使うケースもありますね

他にもメガバンクのことを、赤、緑、青と言ったり、東京海上日動のことをマリン、三菱商事のことをショウジと言ったり。。。

個人的には就活時期になると、急に業界用語っぽいワードを使い出す方を冷やかな目で見てしまうのですが、案外このようなことに敏感な就活生ほど就活って上手くいっていたよなーっと懐かしむ今日この頃でした(笑)

さて今回は就活で必ずぶち当たる壁に迫りたいと思います。

やりたいことが分からない病に冒される日本人

最近のキャリア関連の記事でも、やりたいことが分からない的な内容って数多く目にしますよね。
その手の記事と同じ内容を書くつもりはないのですが、就活になると嫌でも考えなければいけません。

なぜなら選考で聞かれるから

過去のブログでも主張していますが、「志望動機」と「やりたいこと」の2種類の質問がなくなれば、かなり就活生は楽になりますよ。楽というのは、ゴールが見えない問いである「やりたいこと」を無理に考えなくても良いという精神的な意味もありますし、競合他社との比較という意味不明な作業をしなくても良いという物理的意味も含んでいます。

ここで物理的意味について少し掘り下げましょう。

例えば、メガバンクを受ける際は、なぜか3社の違いを理解して説明しなければいけません。私が新卒時、競合他社について調べることに何の疑いもなかったのですが、今になって思うことはそれって全然本質的ではないなと。

まずそもそも論として、そんな大した差なんてありません(笑)。語弊があるかもしれませんが、大体同じ仕事内容で同じ雰囲気で働くもんですよ。それこそ支店によって雰囲気が大きく異なるので、会社としての違いが”仮に”あったとしても、新卒の意思がほとんど通らない配属によってそんなの無意味になります。

またメガバンクの競合って、メガバンクなんですかね???もしそう思っている就活生がいるとすれば、もう少し俯瞰して業界を見る必要があります。そもそも大きな変革期を迎えている銀行業界が、銀行業界内で足の引っ張り合いしても無意味ですよね。

もしメガバンクの面接官が、3社の違いが仮にある前提でそれをしっかり答えられる就活生を評価してしまうのであれば、その銀行に未来はないでしょう。

このように就活という狭い括りで言われている”競合他社”について表面的情報を元に調べることに価値なんてありません。

百歩譲ってそれが必要だとしても、就活生の答える内容って全部同じになるんですよね。

  • 赤・・・業界トップとしての実績、グローバル展開
  • 緑・・・一人当たりの利益が高く、利益に対して厳しいからこそ成長できる
  • 青・・・銀信証連携で、顧客への要望に包括的に対応できる

こんな内容を毎年何万人のメガバンク志望者が異口同音に答えるんです。こんなの聞いて何になるんですかね?ちなみにこのように答えても面接官に突っ込まれるので、最終的には「人」の違いで逃げ切るのが常套手段。

こんな茶番に関しては就活生もそろそろ飽きていますよと声を大にして言いたいですね。これこそ受験勉強の延長で、明確な答えをいかに効率的に覚えて、いかにそれっぽく言えるかという茶番ゲームです。

今の就活生はこのようなことに時間を割かなければいけないので、

  • 総合商社であれば、7社(双日、豊通含む)の違いを明確に伝えられるように準備する
  • 広告代理店であれば、電通と博報堂の違いを明確に伝えられるように準備する
  • 通信であれば、ソフトバンク、ドコモ、KDDIの違いを明確に伝えられるように準備する

などなど、それなりに工数が掛かることに嫌々取り組んでいるんです。

そのため、弊社の説明会では、
「なぜコアコンセプト・テクノロジーでなければいけないのか、の質問は絶対にしないから」と断言しております。

もちろん弊社については知れる範囲であれば知ってほしいと思っていますが、企業に媚びた内容を考える暇があれば大学の勉強に費やしたりした方が良いよとの意味です。

少し話が逸れましたが、就活生は就活になると急にやりたいことが求められるので、急いで自分探しをし、自分に暗示をかけるようにやりたいことを見出し、それを企業に伝えるという作業をしなければいけない現状にぶち当たります。

そのため「やりたいことが分からない病」を引き起こしているのだと私は考えています。

さてようやく本題ですが、ここで一つ、このような病に侵されないよう面白い考え方をお伝えします。

ゴルフってなんであんなに人気なの?

皆さんはゴルフってやりますか?私は祖父と何度か打ちっぱなしに行ったぐらいで、実際にコースに行った経験はありません。なのでほぼ未経験者ですね。

打ちっぱなししかやっていない私からすると、そもそもなんであんなゴルフが人気なのか意味不明なんですよね。

ボールを打って、穴に入れる

これって何が楽しいんでしょう(笑)

サッカーやバスケ、野球の楽しさって分かりやすいじゃないですか。もちろん幼少期から経験できるというのもあると思いますが、イメージしやすい。またテレビ中継を通じてその魅力に惹かれたり、スター選手がたくさんいるので、やってみたいという想いにも駆られると思います。

でもゴルフって経験する前に「めちゃくちゃ面白そうなスポーツだな!」と思う方ってあんまりいないんじゃないですかね。

この時点で偏見があるかもしれませんが、現に小中高生に人気のスポーツではないでしょう。いわゆるおじさんがやる趣味みたいな感じですよね。

でも不思議なことに、ゴルフに熱中する方ってめちゃくちゃ多いですよね?ウェアやクラブで高額な費用が掛かりますし、コースだと都心から離れることが多いので移動時間も掛かります。にも関わらず、気が狂ったように毎週のように行く人ってめちゃくちゃ多いイメージです。

その理由に関しておそらくですが、
やったことがある人にしか分からない、何か特別な魅力があるから
だと思うんですよね。

ちなみにこれは、堀江貴文さんがある動画で話しているのを聞いて、「確かに!」と思った内容です。

未経験のうちはその良さや魅力が全く分からないのに、経験すればその魅力に取りつかれ、時間とお金を投資し、一生涯やり続けてしまう。

不思議だと思いませんか?

私も年齢的に友人がゴルフにはまっていることは多いのですが、色々質問しても、
一度やってみないと分からないよ
という返しにいつも終着するんですよね。

おそらく言葉では言い表すことができない、何かしらの魅力があるのでしょう。

実はこの「ゴルフ理論」こそ、就活においても当てはめてほしいと考えています。

大手の唯一のメリットは広く浅く経験できること

大手企業を否定する風潮もある中ですが、私が考える大手のメリットは、
数年単位で自分の意図と関係ない人事異動があること
だと考えています。

  • 営業志望なのに経理に回される
  • 海外希望なのに、地方になってしまう

大手は会社都合で社員の人事が決まってしまうことが多いと思いますが、これってある意味で良いことだと思うんですよね。

だって受け身でも勝手に多くの経験が出来るから

例えば弊社の場合は、定期的な人事異動はございません。私はHR領域を志望して入社しましたが、今後エンジニアに異動になったり、経理になることはまずないでしょう。なので良くも悪くもHR領域しか出来ないので、本来もっと合っている仕事があるかもしれないのに、その可能性を潰しながら仕事をしている、という考え方もできるわけです。

でも大手の場合は勝手に色々な部署に配属されるので、自分の可能性に気付くことが可能です。

営業が向いていると思っていたのに、経理に配属されたら実はめちゃくちゃ向いていた
というのは結構聞く話ですよね。

一般的に大手の場合は、大体3年程度で異動になると思うので、入社して10年で3部署経験できる良さがあります。
※業界や企業によっては部署異動がほとんどない企業もあります。IT大手だとずっと同じ技術で、30歳前後になったらパワポ・エクセルと仲良くしながら管理する仕事になりますね(笑)

その中で自分に合う職種に出会えれば、その企業で強くその職種を主張して極めれば良いでしょうし、もし異動になってしまっても転職して極めたいと思った職種に就けば良いだけのことです。

傍から見ているだけでは自分に合っているか、楽しいか否かなんて絶対に分かりません。ましてや働いたことが無い就活生に表向きの情報しか得られない就活においてはなおさらのことでしょう。

そのため、就活生にアドバイスすることとしては、

  • 説明会等で話を聞く中で、「面白そうだな」と直感的に感じたら、とりあえず受けてみる
  • もしそれが大手の場合は、志望動機や競合他社との違いを深く聞かれるので、就活生っぽい回答を用意せざるを得ないと割り切り、仕方なく準備する
  • その中で内定が出たところでとりあえず働いてみて、万が一超絶合わないなと思ったら、転職を検討する

というレベルの感じで良いと思っています。

答えが無いのに、深く考えても無駄な努力ですからね。

やりたいことを探し続ける姿勢は素晴らしいことですが、頭の中で考えるだけでは120%答えは出ないので、上記のように割り切って就活することが、精神状態を良好に保つためにも必要なことだと感じています。

いよいよ就活も忙しくなってくる時期ですが、精神的にも辛くなってくる時期ですので、煮詰まっている方の考えが少しでも楽になればと思い、今回の記事を書かせて頂きました。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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