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転職でしか年収を上げられない方は危険です

約 10 分
転職でしか年収を上げられない方は危険です

転職でしか年収を上げられない方は危険です

こんにちは!
採用担当の池田です。

久しぶりに人材エージェントへの愚痴を言わせて下さい(笑)

毎日のように人材エージェントから営業の電話(良い候補者紹介するから契約しましょうという営業電話)が掛かってくるのですが、99%の内容がひどいです。

というより、そんな感じで営業って名乗って良いの?と思ってしまうんですよね。

というのも基本的に電話の内容は下記になります。

御社が中途採用をしているのを●●の媒体で見ましたー。弊社でも優秀な人材を多く抱えてるので、一度お会いしませんか?来週ですと火曜と水曜ですと比較的余裕がありまして・・・

ってちょっと待ちなさい!
当然のようにアポ取って契約するみたいな感じで話す人があまりに多いのですが、適当感半端なさ過ぎて毎回ため息が出るほどです。

まず、弊社のことについてどれだけ調べましたか?という点で、ほとんどのエージェントは全く調べないで電話をしている。
おそらく営業ノルマがあるために、採用媒体等で掲載している企業に片っ端から電話を掛けていると思いますが、そもそも営業するときって、

  • 相手がどういう企業で
  • 何に困っていそうで
  • その困りごとを解決する上で自社の強みが活かせる

という辺りまで考えますよね。

そういうのも一切やらずにとりあえず感で営業電話しても時間の無駄ですよ。

ちなみに弊社の主力商品の1つに「Orizuru(オリヅル)」があるのですが、キャッチーなネーミングなので、それだけはHPや採用媒体でうっすら記憶しているらしい人は多いものの、
御社の“Origami(オリガミ)”とかはIoTやAIといった最先端の技術を使っているようでエンジニアにも絶対に興味が出ると思うんですー
みたいなことを言う人がまじで多い(笑)

Origamiって似てるようで全く違うし、実在する企業があるし、しかも色々問題あって買収されたし、、、そこ間違えるとか一発アウトですよ(笑)

さらに私はエンジニアではないですし、IoTやAIについて偉そうに語れるほど知識はないですが、そんな私から見ても、
とりあえずIoTやAIというワードを使っておけば良いでしょ感
が滲み出過ぎてる!!!

もうね、そんな担当者の方に弊社の大事な採用の支援をお願いすることなんて絶対にしたくないわけです。

これを言うと、
いやいや、人材の営業はモノを売る営業じゃないし、契約しても料金は掛からない(成果報酬型のため)からそこまで考えて営業電話しなくても良いでしょ
と思っている、そこの人材営業のあなた!

だからダメなんです。

エージェントビジネスは契約してからが本当に重要で、それこそ企業側に寄り添って二人三脚で進めなければいけないのに、最初の時点で、
調べていないし調べようともしていない
担当者に対してお願いしたいと思うでしょうか。

ちゃんとした営業マンの方から見れば、
こんなのは営業じゃない
って絶対に言うと思うんですよね。

  • アポを取るためにどれほど苦労して工夫しているか
  • 1回目の商談で信用を得るためにどれほど準備しているか
  • 契約後も可能な限り迅速にフォローしてお客様の信用を落とさないよう配慮しているか

私自身、営業は一切出来ませんが、人材会社レベルの営業であれば余裕で成果上げられるんじゃないかなと楽観視してしまいます(ドヤッ)

逆に言えば、人材会社の企業営業がこれだけ適当ということは、候補者の方と面談する担当者も適当な方が多い可能性もあるということです。

一般的に人材会社は、

  • 企業担当の営業マン
  • 候補者担当の営業マン

の2つに分かれているのですが、私のような人事担当者がやり取りするのは企業担当の営業マンの方です。

一方、転職しようとしている方が人材会社の方と面談したり電話するときには候補者担当の営業マンと会いますが、企業担当の方がダメダメであればその企業自体を疑ってしまうので、自ずと候補者担当の営業マンのことも疑ってしまいますよね。

世の中には人材会社が溢れかえっているので上記のような会社が全てとは言いませんが、人材会社の方が言うことを鵜呑みにすることなく、自分の考えを大事に動くことをオススメします。

人として信用に値するかどうかで判断すると良いでしょう。

さて、今回はみんな大好き年収についてお伝え致します。

年収交渉は難しい

働く上で切っても切り離せないのが「年収」ですが、多くの方にとって働くモチベーションの重要な要素であることは言うまでもありません。

数年前からブラック企業という言葉が流行りましたが、私の主観ではその多くの原因が成果に対して報酬が合わないことへの不満だと考えています。

というのも、

  • 1日15時間労働
  • 月に1日しか休みなし
  • ランチ時間は5分

という過酷な労働環境であっても、仮に年収1億円であれば不満こそ出るかもしれませんが、多くの方はそれなりに満足するのではないでしょうか。
※実際、高年収企業の中身は、それこそブラック企業と言われてもおかしくないほど過酷な環境であることが多いですよね

もちろんお金さえ手に入ればそれで良いわけではありませんが、明らかに高い成果を上げているにも関わらず、それに見合う対価として釣り合っていない場合は大きな不満に繋がり、そこがきっかけで転職に踏み切る方は多い印象です。

そのような不満を抱えている人に対して、
成果に自信があるなら、会社に年収交渉すれば良いじゃん
とアドバイスをする方もいますが、現実的には難しいですよね。。。

日本人だから、というのもありますが、日本の企業で堂々と年収交渉するとどうしても白い目で見られるというか、あまり良く思われないだろうと臆してしまうので躊躇する方がほとんどでしょう。

実際、私自身は年収交渉したことがありませんし、今後もするつもりはありません。
評価は第三者が決めるものだからと割り切っていることもありますが、年収交渉することでめんどくさいやつと思われたくないというのも一部あるのは事実ですしね。

さらに言えば、年収って市場の中で確固たる明確な基準があって決まるものではないからこそ、論理的に伝えることが難しいというのもありますよね。

営業職の方であれば、
売上を●●円出して、利益率が●●%だから、そのうち●●%を私の賞与に入れるべき!
と論理的に伝える事ができるかもしれませんが、多くの職種が中々定量的な成果に落とし込めないので難しい。

というより、仮に営業職の方であっても、会社によって個人が生み出した利益に対していくら賞与に還元するかはマチマチなので、50%還元している企業もあれば3%しか還元していないところもあります。
これらは会社のビジネスモデルや事業構造によって変わってしまうからこそ、個人が強く主張したところで中々変えにくい部分ですしね。

最近は自分の年収は市場価値で図るべきという論調が大きくなっている印象ですが、年収は結局所属企業によって大きく変わるので、いくら成果を上げている方であっても利益率が低い業界やそもそも体力がない会社であれば年収400万で留まる方もいますし、大して成果を上げていない方であってもキーエンスのような会社に所属すればとりあえず1000万円は必ずいくわけです。

こうなると、いくら現職企業に年収交渉したところで戦える武器があまりない以上難しいわけなので、多くの方は転職という手段を使って年収アップを図るんです。

ただ、転職だけでしか年収を上げることは出来ない方は、結構危険な印象を抱いております。

あなたへの評価は企業によって大きく変わらない

私は今まで3社に所属した経験がありますし、転職エージェントの方やヘッドハンターの方と話をする中で評価について確固たる意見として持っていることは、
現職企業での評価が、総じてあなたの今の評価である
ということ。

昨今は適材適所と言われているので、
今の環境が合わないだけで、一歩外へ出ればあなたが評価される環境が必ずある
みたいな幻想を抱いている方が多いですが、私はそれについては懐疑的です。

もちろん明らかに合わない職種や環境という理由でパフォーマンスが上がらない方もいるので一概に否定できないですが、とは言え多くの方は環境を変えたところでそう大きく評価が上がることはないと思っています。

理由として、
完璧な評価制度、というよりあなたが満足する評価制度を用意している企業はないから
になります。

まずそもそも論ですが、評価制度について文句を言っている社員の多くは評価が低い方ですよね。
当然ですが、評価が高い方はそもそも文句を言う必要がないので。

じゃあ評価が低い方って一般的には目に見える成果が無い方になると思いますが、そういう方ほど、
従事しているプロジェクトにしっかりコミットしているし、実際にお客様からの評価も良い
みたいなことを言うものの、会社から言われたことを愚直にこなすだけでは評価は上がりません。会社から言われたこと(あなたのミッション)はあくまであなたが当然達して欲しいボーダーラインなので、それを無事に成し遂げても普通の評価になるのが当然のこと。

もし評価を上げたいのであれば、会社から言われたミッションを成し遂げるだけでなく、
そのお客様に対して新しい提案をして新規案件を受注する
みたいなことが出来れば、会社側は評価せざるを得ません。

自分の頭で考えて新しいビジネスを取ってくる社員を雑に扱う企業はそうはないでしょう。

さらに多い不満として、
成果以外の部分も評価されるのがよくわからない。結局人間性とかも加味されている。
とありますが、そんなのは当たり前のこと。

会社組織で働く以上は、周りと上手く仕事を進められるかという観点や、周りがやりたがらない仕事もしっかり対応してくれる姿勢等は絶対に必要な部分です。

純粋に成果だけを見てほしいのであれば、完全フルコミッション制の企業に行くなり、それこそフリーになれば良いだけですが、それをしないのは多くの方が企業という枠組みで守られている恩恵を知っているからですよね。

評価制度は突き詰めれば人間が評価をしている、つまり感情の部分が多く絡まるからこそ、そこに対して理解がない社員は評価されにくくなってしまいます。

ちなみに
外資系企業のほうが評価制度はよっぽどまともだよね
という意見もありますが、外資こそ上司へのアピールやごますり等は盛んですからね。

というのも自分の上司が人事権を掌握していることが多いので、嫌われたらクビですから。

結局、今いる職場で精一杯の努力をして成果を上げる姿勢が無い方は、他の環境に変わったところで同じ言い訳をして成果が出ないままになる傾向は強いと思っています。

そういうことを踏まえた上で、
今いる職場で3年は頑張りなさい
というアドバイスはある意味で的を得ていると考えています。

転職という手段を使えば一時的に年収を上る可能性はありますが、転職回数が多い方は企業側からすると避ける傾向は否めません。そうなると結局何回も使える手段ではないので、仕事そのものでしっかり成果を上げることにまずは専念すべきでしょう。
その中で客観的に評価されていないと思うのであれば、一度転職エージェント等に相談し、どの程度の年収レンジが妥当かを知ることは出来るかもしれません。

ただ、採用担当者として思うのは、どの企業も人手不足、というより優秀な人材不足は深刻な課題なので、明らかに成果を上げている方が辞めそうな場合は全力で止めそうな気はしますし、そもそもそうならないように待遇面でしっかり整えると思うんですけどね。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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