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今回の転職で最後の転職活動にしたい、は本質を取り違えている

約 9 分
今回の転職で最後の転職活動にしたい、は本質を取り違えている

今回の転職で最後の転職活動にしたい、は本質を取り違えている

こんにちは!
採用担当の池田です。

仕事においてメールやチャットを日常的に使うことが多い方は、対面でのコミュニケーションと比較すると、相手の感情が分からないという不安に直面することは多いかと思います。

まず大前提として、メールやチャットは要件だけの確認が出来ればOKという方も多いと思いますし、私もそれには大いに賛成です。

そのため、本来「了解」だけで済む話にも関わらず、、、
———————-
●●様

お世話になっております。
コアコンセプト・テクノロジーの池田です。

お忙しいところ、ご確認頂きありがとうございます。

それではご相談させて頂いた件を進めさせて頂きますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。

何卒宜しくお願いします。
———————-

みたいな感じで返信することは確かにバカバカしい。

おそらく大企業に勤めている方ほど、「宜しくお願いします。」というフレーズを1,000回、いや10,000回以上使っていることでしょう。

このような工数を仕事と捉えている方はそもそも考え方を直したほうが良いですよね。

ただ、信頼関係が出来ていない中では、メールやチャットという気軽なツールが故に、相手に誤解を与えてしまうことがあるのもまた事実。

私は仕事上、人材会社の方とやり取りすることが多いですが、以前担当者のミスで添付されている資料に誤りがあったんですよね。

それに気付いて指摘すると、
そうですね。こちらが正しい資料になります。
という一言だけ。

“要件だけ”という目的を遂行する前提であれば確かにこの内容で十分ですが、受け取った私としてはモヤモヤするわけですよ。

私の器が小さいことは一旦置いておきながらも、、、やっぱりミスしたことに関しては一言謝罪というか何か詫びを入れてくれると気持ち的にスッキリするものの、そこに対して全くノータッチだと、今後お付き合いする上でちょっと警戒してしまうわけです。

信頼関係が出来上がっている状態であれば、
この担当者はメールやチャットでは要件だけで済ませる人
という認識があるのでスムーズではあるものの、まだそういう関係ではない場合は思わぬところで相手に対する印象を落としかねない。

結局、メールやチャットもコミュニケーションをする上でのツールでしかないので、対面のコミュニケーションにおいてはクッション言葉だったり、相手への配慮を多少なりとも見せないと、気持ちの良いやり取りが出来なくなる恐れがありますよね。

相手の表情(感情)が読み取れないツールを使う以上、フェイス・トゥ・フェイスで話す以上に気を使わなければいけない部分もあるんじゃないかなと思っている、今日この頃でした。

さて、今回は面接で感じたことについてお話させて頂きます。

転職回数は気になるけど・・・

面接官を担当する中で、転職回数が多い(一般的には3,4回以上している方)方とお話すると、多くの方が、
今回の転職を最後にしたいと思っています
という趣旨の内容を発言される方がいらっしゃいます。

この発言の趣旨の中には、
転職回数が多いと長期定着の観点で企業側に疑われるから、すぐに辞めませんよということを伝えておかないといけない
ということが隠れていると思います。

転職が当たり前になりつつある時代になっていますが、一方短期で離職されることは多くの企業としては望んでいないわけですよ。

選考をする中で、
この人であれば一緒に働きたい
と思ったからこそ内定を出すわけで、そんな方が1年や数ヶ月で退職されてしまうと、そもそも採用に掛かったコストに見合わないですし、業務にも支障が出ますし、何より悲しい気持ちになるわけです。

そのため、このような事情を候補者も重々知っているからこそ、
すぐに辞めませんよ
というジャブを打っているのだと思いますが、残念ながら全くと言って良いほど効果はありません。

むしろ、ネガティブに働く可能性もあるぐらいだと思っています。

というのも転職という手段を目的と混同しているから。

転職が当たり前になり過ぎているからこそ、転職そのものが目的になっている方は一定数いる印象で、それこそ転職すれば全てがハッピーになるみたいに思っている方もいるようですね。

転職すれば、

  • 現職より給料が上がって
  • 現職より人間関係が良くなって
  • 現職よりやりたい仕事が出来る

みたいな感じでしょうか。

ただ現実的にそうなることなんてほとんどなく、転職した企業でも前職と同じような不満を抱えることが普通です。

なぜなら企業によってそこまで大きな差があるわけではなく、結局自分自身に問題の根本があることが多いから。

  • 年収500万から600万に上がったところで、喜びは一瞬で終わり、600万が当たり前になると次は700万を目指したくなるんです
  • 上司と合わなくて環境を変えたところで、どの会社でも合わない人や嫌な人はいます
  • 会社はやりたい仕事をする場ではなく、社会で求められていることや会社が求めていることをやらなければいけないので、あなたの自己実現のために存在しているわけではありません

転職という手段によって、本当の意味でハッピーになっている方は、自分のことを客観視出来ている方に限ります。

今の会社に対して何が不満で、どうすれば解決できるのかをしっかり言語化でき、あらゆる手段を検討する中で、転職という方法がおそらくベストだろうという考えに至った方は、会社選びでも間違えにくいですし、新天地でも輝けている方が多い印象です。

ただ現実的には、何となくの気持ちで年収や人間関係、仕事に不満があって転職しようみたいな方が多いので、早期離職になってしまうんですよね。

つまり、転職回数という表面的な数字はもちろん重要だけれども、結局そこの中身、つまり転職理由の軸がある程度しっかりしていれば、企業側からすればそこまで気にならないですし、むしろ転職回数に対して過度に気にしている方は、
過去、適当な理由で転職している方なのかな
と逆に疑ってしまうんですよね。

もちろん、若いときほど転職に対する憧れがあるのは事実なので、そういう意味で失敗することは致し方ないでしょう。

ただ、大抵1,2回転職を経験すれば現実が見えてくるはずなので、その経験を次に活かさずに何度も転職をしてしまう方は、いわゆるジョブホッパーと見なされてしまい、転職を重ねるごとに魅力ある企業からのオファーは減ることでしょう。

重要なのは転職理由だけど・・・

転職理由は非常に重要で、私自身も面接では深く確認しますが、面接官の立場としては、
聞こえの良い、それっぽい理由に惑わされないこと
を意識して聞くようにしています。

例えばITエンジニアで多い転職理由が、

  • 現職は2次請けなので、もっとお客様に近い立場(プライム案件)で仕事がしたい
  • 現職は下流工程中心なので、上流の経験が詰める企業で働きたい
  • マネジメントのキャリアしか用意されていないので、技術に携われるキャリアが用意されている企業が良い

という理由。

もう100万回以上聞いたので正直聞き飽きましたが(笑)、この内容自体は全然悪くないというより正論なのでしょう。

ただ、、、
環境を甘んじて受け入れるだけで、自分で何も行動していないだけなんじゃないの?
と疑ってしまう方がいるのも事実なんです。

というのも、、、

  • お客様に近い立場で仕事がしたいという方は、そもそも2次請けという立場ではあるものの、1次請けの方から見たときに信用されるべく何か動いたり工夫したりしたことがあるのか。
  • 1次請けの方に比べて2次請けの方が技術的に優れていることなんて良くある話なので、2次請けという立場でありながらも本当にバリューを出している方は1次請けの方から頼りにされて、色々出来る範囲も広がるはず。

また、そもそも社内異動することでプライム案件に関わることが出来るかもしれないし、それこそ1次請けの仕事が多く取れるように経営陣に提案したり動いたりしたのかと。

結局何が言いたいかというと、百戦錬磨の経営者から見れば、転職理由のほとんどが甘いと思われることなんですよね。

私も人のことは言えないですが、、、仕事は待っていれば勝手にやってくると勘違いしている方が面接に来た場合、壮絶な苦労を経験しながらやっとのことで事業を軌道に乗せた経営者からすれば、
お前、仕事舐めすぎ
と思われてしまうんですよね。

仮に2次請けの仕事が不満で、希望通りの1次請けの企業に入社したところで、結局はお客様の意向に左右されるので、そこでまた不満が貯まるわけですよ。

この客はシステムのことを何にも知らない、と。

そうすると次は、
事業会社に行って、決定権がある立場になり自分が本当に実現したいことを成し遂げたい
とか言い出すのですが、結局事業会社に行っても決定権を持っているのは偉い人なので、そこでまた不満が貯まるわけです。

そうなると、社長になるんですか?という話になりますが、まぁこういう不満のサイクルを繰り返す方が社長になれるわけがない。
そこで、またそれっぽい理由を作り出して転職を繰り返す人生になるのですが、その頃にはどこも雇ってくれない末路が待っているんです。

転職は手段である

当たり前ですが、転職はあくまで手段に過ぎません。

そこで重要なことは、自分の頭で「今の会社や環境の何が嫌で不満なのか」を考えることですが、おすすめの方法としては言語化する(文字に起こす)ことです。

結局自分では考えているつもりでも、それが上手くアウトプット出来ない場合は、多くの場合考えがまとまっていない。

言語化して文字に起こすことで、ようやく考えていると言えると思います。
※これは最近大人気のユーチューバー、「まこなり社長」から抜粋しました(笑)

さらに可視化されたものを第三者に見てもらうと良いでしょう。
そうすると、その考えが世間一般的に見ると全うなのか、それとも甘い部分があるのかが客観的に判断出来ますからね。

そのために転職エージェントがいるとも思っているので、転職エージェントに相談する前にある程度考えをまとめておかないと、結局流されるだけですよ。
※転職エージェントは転職させることがビジネスなので、公平な意見を言ってくれるかどうかは疑うことをおすすめします。

転職成功例のような記事を多く見ますが、その裏には膨大な方の失敗事例があることをお忘れなく。。。(笑)

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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