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就活生の間でなぜか話題になる、リクルーターとは!?

約 10 分
就活生の間でなぜか話題になる、リクルーターとは!?

就活生の間でなぜか話題になる、リクルーターとは!?

こんにちは!
採用担当の池田です。

読者の皆さんは卒業旅行に行く予定ってありますか?また現在社会人の方であれば学生時代に行きましたか?

以前、弊社の内定者と残りの学生生活について話していたのですが、
卒業旅行は特に考えていない
っていう方がいて結構びっくりしたんですよね。

だって大学生って卒業前に卒業旅行に行くって昔から決まっているじゃないですか(笑)

ただ内定者に話を聞くと、

  • 研究で忙しいから
  • インターンでしっかりスキルを身に付けたいから
  • 単位は取り終わったけど、興味のある分野の授業を受けたいから

など、非常に真面目な回答があり、ただただ自分が恥ずかしくなりました。。。

多様な価値観が徐々に広がることで、
大学生はこういうもの
就活はこうすべき
という概念がなくなっているような気がします。

周りに流されて生きてきた自分にとっては本当に見習うべき姿勢ですね。

ちなみに私は卒業旅行時に様々な国に行ったのですが、ドイツのドルトムントにも行き、サッカー日本代表の香川真司選手にサイン&写真を撮ってもらったことは唯一の自慢です(笑)

さて、今回はなぜかグレーゾーンにされているリクルーターについて触れたいと思います。

リクルーターとは

人事部ではない社員が、採用活動を支援する一環で、就活生をサポートする制度です。企業の人事部って就活生の皆さんが思っている以上に人数が少ないんですよね。社員数千人を抱える企業でも採用担当は数名だったりすることは珍しくありません。そのため、現場の社員の力も借りて、会社の魅力付けをしたり、優秀な人材を確保するためにこの制度があり、昔から採用活動に取り入れられている制度になります。

ただ、その仕組み自体はほとんど社外秘になっており、就活生の中でも様々な都市伝説が生まれるのも事実です。

某銀行は、公の記事で
弊社にリクルーター制度は一切なく、就活解禁と同時に公平に選考を開始する
と答えておりましたが、「いやいや、知り合いの慶應の学生は解禁前に御社に何度も呼ばれてますけど?」と突っ込みたくなる機会に数多く遭遇しました(笑)

さて、それではリクルーターについて私が知っている限りの情報をお伝えしましょう。

ある日突然非通知で連絡が掛かってくる

就活生はスマホが欠かせませんが、非通知で掛かってきたら必ず出ましょう。(非通知発信とか本当に良い迷惑で、確率的に電話に出られないことが多いのに、なぜ非通知なのかはずっと疑問です(笑))

内容としては下記であることがほとんどでしょう。

私、●●株式会社の●●と申します。●●さんの就活をサポートしたいので、今度一度会いませんか?

このような電話があった場合はリクルーターと思って下さい。もちろん電話ではなくメール連絡もありますが、企業にエントリーする前に掛かってくることも多いですよ。

ちなみに、電話に出られなかった場合は、非通知なので折り返しができませんが、3回は掛かってくると思って下さい(私の知り合いの企業では3回と決まっているようですが、企業によって回数は変動するようです)。ただ何度も掛かってくるかは不明瞭なので、惜しくも出られなかった場合は運が悪かったと諦めるしかありません。

そのため、電車で就活生が電話を取っているシーンを見かけたら、周りの方は仕方ない事情だと思って、温かく見守って下さい(笑)

そもそもリクルーターが付かないといけないのか?

企業目線で考えれば当たり前のことですが、全ての学生にリクルーターを付けることは不可能です。一定以上の人気企業であれば、エントリー数が1万を超えることも普通なので、物理的に不可能でしょう。

そのため、企業側から見て良さそうな学生のみに付けることが普通ですが、「じゃあリクルーターが付かないといけないのか」と言われると、必ずしもそうではないようです。

ただし、、、付かないとかなり厳しい立場にいることは否めません。

一般的に金融業界はリクルーター制度を導入している企業が多い傾向にあります。私が過去見てきた学生の中にはリクルーター経由で内定を取った方がほとんどで、一部の学生のみ、リクルーター無しの通常選考フローで内定を得ていました。

ただ、企業もリクルーターありきの選考フローを主としていることが多いので、リクルーター経由の選考で採用人数を確保できなそうな場合は通常選考で採用するという認識が多い状況となっています。

そのため、行きたい企業がリクルーター制度を導入していれば、何とかリクルーターを付けてもらうことが内定への近道となります。

リクルーターが付く条件とは?

ここで、就活生が気になるリクルーターが付く条件ですが、私が知る限り下記のいずれかを満たす、または組み合わせとして満たす場合のようです。

  1. 一定以上の学歴
  2. インターン参加有無
  3. 説明会等の参加回数
  4. エントリー有無
  5. 特殊ルート

①一定以上の学歴について

学歴が高い大学に通われている方は、ほぼ無条件でリクルーターから連絡がある場合が多いでしょう。
私立なら早慶、国立なら旧帝レベルであれば、連絡が掛かってくることが多いようです。
学歴の基準は企業によってバラバラではあるので、企業ごとの基準については割愛させて頂きます。

②インターン参加有無について

インターンに参加していれば、高確率でリクルーターは付くことでしょう。ただ注意点としてインターン参加時の評価が良くない場合は、その時点で落選の烙印を押されているケースもあるので、注意して下さい。

③説明会等の参加回数について

いわゆる“スタンプラリー”と揶揄されるものですね。志望意欲の高い学生に絞るために、説明会や●●セミナーと呼ばれる種類のイベントに参加した回数をカウントし、判断するようです。
はっきり言って、こんなやり方をいまだに採用している企業は残念としか言いようがないですが(笑)、金融機関に多いようですね。

④エントリー有無について

単純に応募エントリーの有無になります。企業によってはエントリーに関係なくリクルーターが付くことはありますが、やはり最低限エントリーはしていないと企業側も工数負荷が掛かるので、興味がありそうな企業はエントリーまたはプレエントリーしておきましょう。

⑤特殊ルートについて

こちらは様々なパターンがあるのですが、知っている限りだと、

  • 特定の部活や研究室に所属している
  • OBOG訪問経由
  • ビジネスコンテスト等、何かしら企業の方と繋がる

になります。

例えば某大学の某部活動では、毎年そこの出身者のOBOGが部室に訪問し、簡単な企業説明会の実施&飲み会を実施しています。その中で有望そうな数名をピックアップし、人事部に推薦しているようです。
何かしら良いコミュニティに所属したり、企業の方と繋がりがある場合がこちらに該当します。

また私の友人で、どうしても大手広告代理店に入社したいがために、広告代理店の社員が審査員に連ねているビジネスコンテストやアプリコンテストに片っ端から参加し、繋がりを作ることで”美味しいこと”があり、見事内定と勝ち取っていました。

リクルーターの裏側を覗いて見よう

リクルーターが就活生の中でなぜか話題になる理由の一つが、その不明瞭さにあると思っています。

  • リクルーターが付くのか付かないのか不明瞭
  • リクルーター面談の回数が人によってバラバラ
  • リクルーターは選考ではないと言われつつも、思いっきり選考であるという滑稽さ
  • リクルーター面談の終わりが不明瞭(人事面接に至るまでのフローが不明瞭)
  • リクルーターに出てくる社員が色んな意味でバラバラ(年齢、役職、言っていること等)

そこで今回はある大手企業のリクルーターの仕組みを紹介しましょう。企業視点でお伝えしていきますね。

①某メーカー

  • Sクラスの学歴かつ学内説明会に参加した方を優先的にピックアップしたリストを人事部が作成する
    ※Sクラスは企業によって異なるが、ここの企業では東京一工(東大、京大、一橋、東工大)および一部の旧帝・私大ランクを指している
  • 若手社員(30歳以下)の中で適任者にお願いし、4月以降に順次本人の電話に連絡してもらい、「OB座談会」と称して誘う
    ※面接が本格解禁される1か月程度はリクルーター業務を1つの主業務としてもらい、リクルーターに任命された社員は採用への優先度合いを上げている様子。
  • 電話に出た学生には、面談アポを取り、会社に呼ぶ
  • 1度に集める学生は3名程度で、集団面接に近い形で様々な質問を実施し、フィードバックをする
    ※面接の答え方やES添削等を実施する。なるべく厳しめの質問をするように言われている様子。
  • その中で良かった学生は、リクルーター1次面談通過とし、年次の高い先輩社員のリクルーター面談のアポを取る
  • バトンを受けた先輩社員は個別にて学生と会い、良かった場合は次回のリクルーター面談のアポを取る
    ※これらを4回~6回程度繰り返すようです。
  • 一定以上の回数を終了し、概ね問題なければ人事面談に推薦する
    ※この企業は、リクルーターの中にいるリーダーの面談が終了したら、人事へ繋げることとなっており、回数は特段明確に決まっていないようです。

②某金融機関

  • Bクラス以上の学歴かつ何かしらの説明会に参加した方をリストアップし、指名された若手社員(1年目~2年目)は通常業務から外れ、リクルーター業務に専念する
    ※BクラスとはGMARCHランク
  • リストには1枚約50名の学生情報が載っており、順番に電話をし、個別面談のアポを取る
  • 会社近くのカフェで会い、1時間ほど面談実施
    ※1回目はあくまで人物面の評価に留め、明らかにおかしい人を落とすこと
  • 1回目が通過であれば、入社3年目~5年目のリクルーター社員に伝え、バトンを受けた社員が電話でアポを取る
  • 1回目と同様にカフェで面談し、主に入社意欲を中心に見る
  • 2回目通過の場合は、入社6年目~9年目のリクルーター社員に伝え、バトンを受けた社員が電話でアポを取る
  • 今まで同様にカフェで面談し、主に入社意欲を中心に見る
  • 通過の場合は人事面談に推薦する

就活生は、“リクルーターはそんなもん”の認識で臨みましょう

就活初期でリクルーターについて知らないと、
「企業から気軽にカフェで話そうと言われたから特に準備せずに参加したのに、志望動機についてめちゃくちゃ深く聞かれて驚いた」
ということになりかねません。

大切なのは、リクルーター=選考、という認識をしっかり持つことなので、企業の甘い言葉に騙されないように、しっかり準備して下さい。

ただ、、、就活生の不満を代弁するなら、企業側のリクルーターの統制が出来ていないことによる就活生への悪影響が生じていることは今後改善してほしいと考えています。

例えば某有名企業のリクルーターは毎年就活生からかなり評判が悪く、理由として「リクルーターごとに言うことがバラバラだから」なようです。

例えば1人目のリクルーターには、

  • 志望動機が甘いから、もっと具体的事業内容を入れ込んだ内容に修正すべき

と言われ、
2人目のリクルーター面談時に修正したものを伝えると、

  • 具体的事業内容よりも、あなたがやりたい方向性を前面に押し出すべき(元々考えていた内容だったが、1人目の方に修正するよう指摘された)だから、絶対に修正すべき

という本末転倒なことが頻繁に起こっているようです。

就活という場において、就活生から社員の方に「おかしい」と伝えるのは正直不可能で、社員の言うことは絶対なんですよ。

そのパワーバランスを利用して、各々が伝えたいことを伝えて就活生を困らせるのは本当に由々しきことだと思っております。

ただ、就活システムに文句を言っても中々変わらないので、就活生の方は、あくまでリクルーターはそんなもんだから参考になるべき点は参考にし、良く分からない点は適当に流すことをお勧めします。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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