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スタートアップのリアル、知っていますか???

約 10 分
スタートアップのリアル、知っていますか???

スタートアップのリアル、知っていますか???

こんにちは!
採用担当の池田です。

(4月上旬に執筆しています)
緊急事態宣言が出されることになって、真っ先に確認したことがスポーツジムがどうなるのか。。。

恐る恐る利用しているエニタイムフィットネスのHPのアクセスすると、、、
サーバーがダウンして全く見れない!!!

これは衝撃的でした。。。

ちなみにゴールドジムのサイトにもアクセスしてみると、同じくダウンしている模様。

これで私は悟りました。

筋トレ好きな方は、生活の何よりもジムが最優先であるということを。。。

ただそんなことはどうでもよく、そもそも閉鎖されるとしたらいつからいつまでなのかを確認したかったものの全くアクセスできないので、Twitterを見ると、
さっきジムのスタッフに確認したけど、スタッフの人も知らない様子だった
みたいな呟きがちらほらと。。。

早く決めてアナウンスしてほしいという気持ちはありますが、エニタイムフィットネスの経営者の立場で考えると、色々悩む部分はあるのかなと思うわけです。

コロナによる自粛要請で、飲食・観光業界は大打撃を受けていますが、フィットネス業界も例外ではなくかなり苦しい状況なので、休館にするのは簡単でも、それによって潰れるリスクが当然ある。

またエニタイムフィットネスの場合はフランチャイズで経営されている方も一定数おり、それこそ日々の資金繰りで苦労している場合も多いので、緊急事態ということは頭で分かっていても、そういう方の生活を考えると合理的に休館にするのは難しいですよね。。。

自粛することで感染リスクが抑えられ、コロナによる命の危機はなくなるかもしれませんが、倒産による失業者が増えることで別の懸念が生まれるのもまた事実。

政府の保証内容がまだ不明瞭な印象ですが、何とか良い方法が施行されることを祈るばかりです。

ちなみにエニタイムは4月10日から5月7日まで休館となり、状況によっては延期するという発表をしていました。

ただこれって緊急事態宣言が出された地域のみが対象なので、違う県のエニタイムフィットネスに行けば普通に利用出来てしまう、、、っという輩がたくさん出ないことを祈りましょう。

さて、今回はスタートアップの現実についてお伝えします。

スタートアップはカオス状態

最近の就活生は大手を志向する方が減っている印象で、企業名やブランドではなく、具体的にどのような経験ができ、どういうスキルを身に付けることが出来るのかにフォーカスして企業を選んでいる方が多いですよね。

先日面接した就活生も、
大手IT企業の長期インターシップに参加したが、あまりに表層的なことしか出来ないことを痛感した。そこから大手中心の就活から、小回りが利く中小・ベンチャー企業を見るようになった
と言っていたので、大手に入社して人生上がり!みたいに思っていた就活生当時の私のような方はかなり減っているのでしょう。

そして向上心が高い就活生が調べていく中で、圧倒的に成長できる環境に見えるのが、
スタートアップ
ではないでしょうか。

スタートアップとベンチャーの明確な違いが定義されているわけではなさそうですが、期間において区切るとすれば、
設立されて1,2年以内がスタートアップ
みたいな感じでしょうか。

設立して間もない企業だから新しいことや革新的なことに積極的にチャレンジしなければ生き残れない状況なので、だからこそ成長できる環境に見えることは当然のこと。

実際にスタートアップだけをまとめたナビ媒体も出てきているので、一定のニーズはあるのでしょう。

ただし!スタートアップは傍から見ればキラキラしていて夢と希望の塊に映るかもしれませんが、その実態について知らないと相当なギャップを感じると思います。

私自身がそのギャップを味わった当人なので、入社して感じたギャップについてお伝えします。

①あなたの成果に強く期待している

初めての転職経験を経て、色々緊張もある中で迎えた勤務初日。9時前に会社の門をいざ開けると誰もいない。。。

あれ???

私の想像では、私の入社を心待ちにしている社員が今か今かと待ちわびて迎えてくれるのかなと期待していたのですが、誰もいない。

確かに入社前のメールのやり取りも、今考えると色々不自然なことが多かったような、、、という不安が一気に襲ってくるわけです。

オフィスに入って部屋を覗くと、1人の女性がいたので声を掛けると、
入社の方ですか?ああー、今日社長いないのでちょっと確認しますね。適当に待っていてください。
とのこと。

とりあえず待ってみると、1人の男性が来てパソコンを渡され、
一旦、このURLにログインして、色々いじってみて
とだけ言われる始末。

言われた通りいじってみるものの、まぁ良く分からない。ただ、その空間に私しかいなかったので誰かに質問しようにも聞けない。
そのまま12時を迎えても誰もいなかったのですが、この状況だとランチ行こうにも行けない。。。

そのような中で社内の電話が鳴ったので、仕方なく取ると、
今日入社の人?悪いけど13時からの打ち合わせに出てくれない?カメラの業者の人が来るから宜しく
とだけ言われて電話を切られる始末。。。

電話の人はどうやら社員っぽいことは分かったものの、カメラの業者と打ち合わせって何をするのかさっぱり分からない。

そんな感じで入社初日が終わり、ただただ不安になったとさ。

・・・はい、私はこんな感じでしたが、サイバーエージェント創業者の藤田さんによる創業間もない頃の話を中心に書いた「渋谷ではたらく社長の告白」の書籍にもこんな感じのことが書かれていたので、おそらく私が入社した会社だけが変なわけではないのでしょう。

大手企業に慣れてしまうと、全て会社側がやってくれるもの、つまり入社する側が“お客様”の意識で入ってしまうことがあるんですよね。

もちろん私のように“入社そのものを忘れられてしまうこと”は稀かもしれませんが、中途の方を歓迎し、懇親会等をやること以上に、主業務でやらないといけないことが多々あるので、
私の入社を心待ちにしてくれるんだろうな
みたいなスタンスは危険です。

貴重な資金をあなたという社員に投資している価値は、大手のそれとは比較にならないので、入社した事実はどうでも良く、その後の成果を強く期待されると思って下さい。

②社員の入れ替わりが激しい

実は私が入った当初、10名ほど社員がいたのですが、入社して数日経った頃に、どうやら半分以上の方が辞めることを聞いて不安になったことを覚えています。

というよりそもそもオフィス内での仕事がメインだったにも関わらず、オフィスを見渡してもほとんど社員がいない状況だったので、みんなどこにいるのだろう?と疑問だったんですよね。

話を聞いていくと、どうやら社内でゴタゴタがあり、ほとんど出社していない社員が過半数を占めていたようです。

4月に入社したのですが、5月に入ると社員が一気に半分以上辞めてしまい、それこそ引継ぎなんて一切ないので、カオスそのもの。。。
こんな感じで私のスタートアップ生活が始まったのですが、その後も入退社はかなり激しかったので、それが当たり前になると動じなくなるのもまた事実。

デザイナーの方が退職するとなった際は、本来かなり危機的状況にも関わらず、
じゃあ知り合いで誰か出来る人に外注するしかないか
と冷静に対応出来たのを鮮明に覚えています。

昨今は転職が当たり前になっていますが、とは言え大企業はまだまだ新陳代謝が悪く、転職と言う選択肢そのものがない方が多いのではないでしょうか。

一方スタートアップに限って言えば、離職率が高くなってしまうのは当然のこと。わざわざリスクある環境に飛び込む人の集まりなので、
ずっと1社に留まり続けて、波風立たせずに過ごそう
みたいな人は皆無なわけです。

それに合わせて人関係のトラブルも日常茶飯事なので、大手企業のように気心の知れたメンバーと定年までずっと働ける環境とは正反対であることは心得る必要があるでしょう。

③労働時間の概念が存在しない

これは入社前から多少覚悟していたことですが、オンオフの区別が無くなります。

私が入社した会社は基本的に土日祝日は休みのはずだったものの、休みの日であっても仕事をしなければいけない雰囲気、というより平日だと対応できない業務が溢れているので、それを土日で処理するみたいな感じでしょうか。

新卒で入社した会社は、PC持ち帰りは絶対にNGでしたし、そもそも休みの日(有給含む)に会社やお客様から連絡があることは皆無でした。

ただスタートアップの場合は、
出社≠仕事
という概念がデフォルトで、ビジネスとしての成果を出すために時間は関係ない(というよりめちゃくちゃ時間を費やしても成功するか分からないけど、時間費やした方が少しでも確率上がるなら当然やるっしょ的な感じでしょうか)姿勢が当たり前なので、世の中的な休みという概念は存在しないものと思った方が良いでしょう。

ただ、、、これについては非常に良い経験だったなと思っており、仕事って本来こういうものだよなという納得感があるんですよね。

  • 出社することが仕事
  • 8時間働かなければいけない
  • オンとオフをはっきり分けなければいけない

こういう価値観が1社目では備わってしまったのですが、この考え方で仕事をしていてもおそらく成果は出ない、というより仕事そのものが苦痛になってしまうのかなと思います。

この辺りは人の価値観によりけりなので押し付けるつもりはありませんが、大手では当たり前の“労働時間の概念”をスタートアップで当てはめようとすると痛い目に合うのでご注意くださいませ。

④気付いたヤツがやる

これはどのスタートアップでも共通ルールだと思いますが、言い出しっぺや気付いた人が担当者として業務を遂行することが当然です。

大手だと役割や担当がハッキリと分かれているので、
これって、〇〇にした方が良いんじゃないですか???
みたいな意見って外野の立場からすると言いやすいんですよね。なぜなら意見を言っても自分が担当することが無いので。

ただスタートアップの場合、何か意見を言おうもんなら、
じゃあ、それお願いね
と言われるのが普通。

社員も数名程度だからこそ、役割や担当なんてあってないようなものなので、当事者意識を嫌と言うほど持ちながら仕事をしなければいけません。

ちなみにこちらも非常に良い経験をしたなと思っていて、大手企業に所属していると当事者意識がどうしても薄れがちです。組織の構造的な問題なので致し方ないですが、自分自身で最初から最後までしっかりやりたいと思う方は、スタートアップの環境が合っているかもしれません。

以上、私の3年半での経験で感じたことを列挙しましたが、私の拙い文章では伝え切れないほど現実はもっと大変だと思って下さい。

特にコロナの影響で多くのスタートアップが資金調達や顧客獲得に苦戦しているので、外的要因をダイレクトに受けやすいのも事実です。

こういう現実を踏まえた上で、それでもやりたいことや挑戦したいことがあれば是非、門を叩いてみて下さい。

個人的には、、、非常に良い経験で自分の中では大きな財産となっていると思っています。

About The Author

IkedaYosuke
筑波大学卒業後、日本証券金融株式会社に新卒で入社。その後、就活生支援のベンチャー企業に転職し、延べ10,000名の就活生を指導。現在はCCTの採用リーダー。

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